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武井壮さんのコラムに感じたこと

引用元

全体的な印象

常々発信されている内容が多く、とくに真新しさは感じませんでした。
ただ、真新しさがないからつまらんと言いたいのではなく、こうして何度も何度も繰り返し自分が大切に思っていることを発信していくのが尊いと思います。

以下、少しだけですが、引用しながら感じたことを申します

スペシャリスト

武井壮さんの言葉

効率の良い決まったフォームの練習しかしないと、状況が変わると失敗しますから。スペシャリストは意外と脆弱だったりするんです

感想

でしょうね、と感じました。
最適化には切削的改善を意味する面もあり、なにかを捨てて要点にフォーカスした結果スペシャリストになる人が多いのではないでしょうか。
村上春樹氏の著作 "風の歌を聴け" には、以下のようなセリフがあります。

何かを持っているやつはいつか失くすんじゃないかとビク付いてるし、何も持ってないやつは永遠に何も持てないんじゃないかと心配してる。みんな同じさ

むかーし、こんな感じの話を友人に聞いたんですよね。
ある特定の専門分野に特化したスキルを持つ人が「ほかでは通じない」と自嘲し、逆にそういった特性をそなえていない(と思っている)人は「なにもできない」と嘆く、と。
私びっくりしたんです「え…、みんなそんなに暗いの…?」www

私は自分の性格とか適性を考え、まずはある程度スペシャリストと話ができるようになり、その後どうするか考えよう、みたいな感じです。
人によっては浅薄に聞こえるでしょう。
ただ、歯車があれば潤滑油が必要だと思うんですよね

実績は不完全

武井壮さんの言葉

人と違うポジションを創りたいと思うなら、セオリーや慣習のどこに何が足りないかを考えることが必要

感想

マーケティングに近いか、マーケティングそのものだなと感じました。
足りないところを探しだし、そこに需要をみいだせるかどうかというのは、事業においてもけっこう大切ですよね。

IT業界では、たまにエンジニア出世魚説が語られます。
プログラマ → SE → プロジェクトマネージャ
という役割コンバートの流れがよくあるんですが、昇進だとみなされているらしいです。

共通して必要なスキルはあるだろうけれど、昇進かどうかパッとはわかりません。
だいいち、昇進ってなにかね?

昇進かどうかは当該企業の文化や職位システムにまかせるとして、この出世魚説に足りないのは、利害関係者とどう話してどう物事を進めるかっていう考え方や方策の共有なんじゃないでしょうか。
対人スキルや営業スキルといってもよいかもしれません。

そのあたり、おもしろエピソードを集めたマンガがあったら読んでみたいです。
こんなゴミな思い出がありますとか、涙が出そうなほど感激した対処とか、きっといろいろみなさんお持ちだと思うんですが、どうでしょう?

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