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9; 年に1度は胃カメラと温泉旅行を

秋といえば、私にとっては胃カメラの季節です。おすすめのお医者さんがいます。麻酔で半分以上意識がないまま受けられます。麻酔なく、鼻から入れてみたはいいけどうまくいかないからやっぱ口で、みたいな地獄になりません。紹介しておきますね。OGPは実装されていないみたいで、タイトルタグが拾われて表示されます。

「苦しくない」そう、ほんとに苦しくありません。これまで3度くらい受けました。

国立がん研究センターさんの2020年のがん統計予測を見てみましょう。罹患数予測のスリートップは、大腸がん!胃がん!肺がん!抜群のレギュラーメンバーです。以下2つは性器と思いきや、男性ならぜったい乳がんにならないわけではないんですよね。

では一つずつ。まず大腸がん。Cancer Treatment Centers of Americaの記事「Colorectal Cancer Potential Causes & Risk Factors」より引用しましょう。

The exact cause of colorectal cancer is not known, but certain risk factors are strongly linked to the disease, including diet, tobacco smoking and heavy alcohol use. Also, people with certain hereditary cancer syndromes or a family history of colorectal cancer have a high risk of developing the disease.

「食習慣とか、喫煙とか深酒とか、そういうのがかなり関係してるんちゃうん。あとは遺伝やな。知らんけど」が意訳です。WFHで、外食(塩分過多の食事)の頻度が劇的に減り、タバコは避け、お酒は一滴も飲みません。結果の出ないダイエットならしてますよ。は?

次に胃がん。WebMDの「Stomach Cancer」より引用しましょう。

Scientists don’t know exactly what makes cancer cells start growing in the stomach. But they do know a few things that can raise your risk for the disease. One of them is infection with a common bacteria, H. pylori, which causes ulcers.

「要するにピロリ菌のせいやな」が意訳です。はい。検便検便。もちろん便潜血もチェケラよろ。

さいごに肺がん。副流煙は嫌いですし(好きな人なんているのか?)、自宅にニオイを持ちかえって子どもたちにかがせるのもイヤですから、できるだけタバコは避けるようにしています。なので、タバコ起因の、咽頭がんや肺がんの可能性は高まりはしないかなと。

そんなわけで私の場合は、検便と、びらん(潰瘍の一歩手前)がないか目視チェックをするべく、胃カメラなわけです。みなさんもごいっしょに、どうですか?
Go To 胃カメラ!

戻りたい過去がある?

博報堂生活総合研究所アセアンが発表した「新型コロナウイルスに関するアセアン生活者の意識調査」に興味がわきました。

■「ニューノーマル受入れ」vs「コロナ前に戻りたい」
・「元の生活に戻りたい(コロナ前)」と回答した割合は、全項目で50%を超えた。

え、マジ?と思ったんです。

新型コロナウイルスがもたらした数々の影響のうち、この文脈で取りあげたいのは「優先度設定を更新させる強制力」です。
おそらく、致命的なトラブルが生じない状況下で「オフィスに毎日来る意味とか目的って、なんでしたっけ?」と話しかけても「いいから仕事しろ」と一蹴されたことでしょう。検討すべきかもしれないけれど、検討優先度が低いものとして扱われて自然だったと思います。ただしその疑問は、オフィスの家賃、電気代ネット代その他いっさいの固定費や、出退勤にかかる負担によるパフォーマンス低下という、わりと重要な事柄を含むものですよね。
わりと重要な事柄を含みはするが、日々流れる習慣をせきとめてまで検討するには値しない検討項目が、新型コロナウイルスにより、最重要課題の一つになったわけです。オンサイト稼働を続けたりWFHにしたり、それぞれの企業の経営方針にしたがって決定されたことでしょう。その決断が5秒でおこなわれたのか、それとも5日かかったのか、企業により個人によりまちまちではあるでしょうが「疑問に答えなければならない」状況に陥ったのは共通しているはずです。言いかえると「変化に応じなければならない」のですね。

新型コロナウイルスの顕在化と大規模伝染を歓迎する意向はまったくありません。悲惨な出来事はたくさんありましたし、これからもっと凄惨な状況になる可能性だってあります。自分が苦しむのはいやです。家族を苦しませるのもいやです。その上で、ある特定の決断によって、自分の道を切りひらいていくのが人生だとすれば「元の生活に戻りたい」という表現に落ちつくことはあるまいと考えました。「『元の生活』って、そんなによかったの?」と。人間万事塞翁が馬という言葉が好きだから、こういう捉え方になるのかもしれません。

ただ、調査の報告資料(PDF)を読むと、ある程度ほんとうのところが推察できます。きっと「行動制限がおだやかな生活を取りもどしたい」のでしょうね。それだったら私もおなじ思いです。

毎年恒例の温泉旅行があり、今度の冬に行けるかなー…。切り返し切り返しで、がんばらないと。

ファイトー!100ぱーつ!また来週!

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