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アンビリーバボーな出来事

軽自での配達業務でありえないことが起こった。

ボクが1号車、相方が2号車に乗る予定だった。
しかし、相方が一便は自二で作業を行うとのことで、ボクのみが軽自で作業を行うことにした。

配達に出てから、どうもキーが回りにくく、停車して配達、それから発車するまで数分を要するようになってしまった。
この調子だと「まったく仕事が進まない」と、本当はやってはいけないのだがキーを挿しっぱなし、エンジンをかけっぱなしで配達を続けた。

帰局して上司に鍵の劣化を報告し、合鍵をもらい二便の配達に備えた。

二便の出発の際、相方から「鍵が違う」と言われた。
よく見ると、ボクが乗っていた1号車のキーは実は2号車のキーだったのだ。
それでもキーは回っていたし、当然、車を走らせ配達をした。
(1号車を2号車のキーで走らせていた。。。マジ?)

周囲から「どうした?どうした?」と人が集まり、人が集まるたびにボクは説明をくり返した。

昔、日産にBe-1という車があった。当時、ある施設に2台のBe-1が停められていた。「珍しい車だから」と車を借りた人がもう1台の車に乗ってしまった、という話を思い出した。
(確かBe-1だったと思うが、もしかしたらパオだったかも知れない)

今回の原因は、保管してあった1号車のキーと2号車のキーが入れ替わって吊るされていたこと。そして、キーが乗り降りのたびにエンジンを切り、ドアを開け閉めし、キーを回すことなどを繰り返し、劣化していたことにより起きた。
(普通、キーにはギザギザがあるが、角が取れて滑らかになっていた)

それにしても、エンジンをかけたまま車を離れたりして、郵便物が盗難に遭わなかったのが不幸中の幸いだった。
(本当にやってはいけない行為なので、発覚したら始末書もの)

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