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マイニングソフト・マイニングプールを渡り歩いた結果!

大規模プールが良いのか、小規模プールが良いのか
もしくは報酬よりも使い易さを選ぶか

現在のリグ構成

【H110】RTX3070×8 HiveOS
【TB360】RX6600XT×8 HiveOS
【X570】RTX3090×1 Windows11

TONDUALの為ETHハッシュレートは低めです

誰でも簡単にマイニング Nicehash

私がマイニングを始めた時に最初に使っていたのがNicehashです
3つのリグ全てにWindowsをインストールし、そこにNicehashのソフトをインストールして使っていました

Nicehashのメリット

・使い慣れたWindowsが使える
リモートデスクトップが使え、モニターが無くても離れた所からでも操作が出来る(但し不安定で落ちることも)

・自動オーバークロック
High・Medium・lightなど、グラボに応じた最適設定が選べる

・自動で収益の高いアルゴリズムに切り替え
日々価格が変わる暗号資産(仮想通貨)のどれを掘るのか、自動で報酬の良いものを選択してくれる

・マイナー手数料を抑えられる
Nicehash公式マイナーExcavatorの使用料がなんと無料

全てが簡単で、マイニングやろうって考える人なら難なく設定までこなせると思います

「簡単に済ませたい人向け」と書きましたが、だからと言って報酬が低い訳ではありません
報酬の目安に使えるminerstatでは常に報酬ランキングでベスト10入りしています
マイニングの設定でオーバークロックやマイナーを色々試したりしますが、その都度マニングを止める事になります
オーバークロック設定をミスれば半日以上リグが落ちたりもします
積もり積もってリグが止まってる合計時間1日と仮定すると、私のリグであれば1日に35ドル失う事になります
各マイニングプールの報酬の差なんて平均すると1日1ドル有るか無いかの世界なので僅かに報酬の高いプールを選んで設定に時間をかけるよりも面倒な作業も要らずマイニングし続けられるNicehashがオススメです

Nicehashのデメリット

・プール報酬がベスト10入りしていると書きましたが1位、2位に来る事は少ないです
純粋なプール報酬では他のプールに劣るという事です
メリットで書いた色々全自動でやってくれるソフトが無料で使えるのはありがたい事ですが、おそらくそれらの開発費分が引かれているのだと思います

・支払いはビットコインで
イーサリアムで欲しい人にとってはデメリットです

・NiceHash walletへの出金の度に2%引かれる
これも他のプールでもよくある事ですが後述するプール使用料と合わせると手数料が4%となり地味に痛い

・プール使用料が2%(他のプールの多くは1%)
1%にして下さい運営さん

リグ管理のし易さ抜群 Hiveon

リグ管理をスマホでやりたくてHiveonに辿り着きました
そしてこれを機に少しハードルが高かったHiveOS(Linux)に切り替える事になりました
実際のところLinuxのインストールは思ったよりも簡単でHiveonPoolで使用するだけなら4リグまで無料で使えます

Hiveonのメリット

・スマホアプリがウルトラ使いやすい
ほんとに便利、リグの再起動や温度確認、ファン速度から何から何までスマホで出来る
プールの切り替えもオーバークロックも、むしろスマホで出来ない事が無いくらいPCと遜色無い使いやすさ
なんならPCを超えてる説まである

・メッセンジャーアプリTelegramとリンク出来る
リグが落ちたら直ぐに知らせてくれるのも便利

・出金手数料0円
ETHのガス代が高いと払い出しまで数時間かかったりしますが、手数料0円なのは本当にありがたい

・プール使用料まで0円
どこのプールも平均して1%なのに対してHiveonPoolの使用料は0%
ちゃんと運営出来ているのか心配になる(0%に出来る理由は後述します)

・Stele Shares(古いシェア)の半分を買い取ってくれる
どれだけ回線が良くても0.5%~2%はStele Sharesが出ます
98%が有効なシェアで2%が無効なシェアだったとしたら、本来なら98%分の報酬しか貰えません
そうなった時に2%の半分の1%をHiveonが買い取ってくれるんです
報酬は1%増えて99%の報酬になるという事です
Stele Sharesを買い取ってくれるプールはあまり見かけないので単純に他のプールよりも報酬が1%多いと思って貰って大丈夫です

Hiveonのデメリット

・4リグ以上でHiveOSを使う場合、月額3ドル(又は総報酬の3%)必要
出金手数料やプール使用料を0%に出来る理由はここにあると思います
私のように小規模でマイニングしている人にとっては特に気にする部分ではないですが、世の中には100リグ、1000リグで運営されている人達にとっては高額な使用料です

・HiveonPool以外のプールを使用する場合は2リグ目から使用料が発生する
この部分は小規模マイナーの人達にも影響します
実際私が今その状況でHiveonに2リグ分の使用料を払って使っています
ただ裏を返せばそれだけHiveOSが使い易いという事です

・HiveOSの使用料の支払いが難しい
直接クレジットで支払ったりする事は出来ず、USDTやイーサリアム等で支払う必要があります
イーサリアムの送金手数料は高いので安い暗号資産(仮想通貨)で払うようにして下さい

誰でも知ってる最大手Ethermine

総ハッシュレートで断トツのトップを維持し続ける巨大プール
Windows版もLinux版もマイニングソフトが使える
私はHiveOSからEthermineに繋いでいました

Ethermineのメリット

・安定した発掘力(報酬)
参加しているマイナーが多い為報酬にバラつきがありません
小規模プールだといつまで経っても誰も掘り当てない事がありますがEthermineは290TH/sという凄まじい速度でマイニングされているプールです
小規模プールと比較をすればサイコロを10個振るか3000個振るか、それくらい差があります
PoWが終わりPoSが来るまで、これが覆る事は無いと思います

・安定しているのは報酬だけでなくサーバーも
小規模プールだとサーバーが落ちたりしても復旧に時間がかかったりしますが、そもそもEthermineが落ちてる話はあまり聞きません
マイニングで重要になってくるPing値も低く先日Asia2というサーバーが増えた事で更に日本からのアクセスがし易くなりました

・報酬は他のプールよりも高め
minerstatで定期的に報酬を確認していますが、1位~5位の間に入っている事が多いです
報酬にバラつきが無い事で、逆に他のプールに抜かれる事もありますがEthermineの真骨頂は過去7日間の平均報酬です
とにかく一定の報酬を維持し続けているので長期でも短期でも安定した報酬を得る事が出来ます
NicehashやHiveon等の制約が無いのであればEthermineがオススメです

・Polygon L2での払い出しに対応
出金手数料0円で払い出しが出来ます

Ethermineのデメリット

・ハッシュレートがプールに反映されるまで時間がかかる
OC設定等を煮詰める時に実際のプール側のハッシュレートやStele Sharesと照らし合わせたりしますが反映されるまでにかなりの時間がかかります

・専用のスマホアプリが無い
スマホのブラウザでもハッシュレートなど確認出来ますが手軽にリグを確認出来るアプリが有れば便利なのに

・報酬は常に上位だが、最上位という訳ではない
メリットで「Ethermineがオススメ」と書きましたが、そこに間違いはありません
現在でも最も接続者数が多いプールですし接続者が多いだけの理由があります
しかし報酬のみを考えた場合、私が使っているFlexpoolの報酬の方が僅かに高い結果となりました

小規模でも侮れない Flexpool

最後に書く事になったFlexpoolですが、今現在私が使っているマイニングプールです
HiveOSとWindowsからプールに接続しています


Flexpoolのメリット

・色々試した中で1番報酬の多かったプール
これまで記述したマイニングプールをそれぞれ3ヶ月~1年、期間は様々ですが使ってきた中でFlexpoolでのマイニング報酬がEthermineよりも僅かに多かったです
minerstatでも報酬ランキングで1位~5位をウロウロしているプールでEthermineとあまり変わらない感じなのですが、その理由になりそうなものをいくつかメリットとして書き出します

・日本から近いサーバー
報酬が高い理由で一番最初に思いつくのはこれです
韓国にサーバーが設置されておりPingの値が他のプールと比べてかなり低いのが特徴です
どのプールも他に負けないように報酬は合わせて来ていると思いますが、例えばプール報酬がどこも同じなら、より近くにありStele Sharesが発生しないプールが有利になります
今まで試したプールで一番Pingの値が低かったのはNanominerでしたが、あそこはシンプルにプール報酬が低かったのと100ドルくらい払い出し時に何故か6ドルくらいウォレットに残っちゃうんですよね、謎です

・専用のスマホアプリがある
ブラウザでも詳細が確認出来ますが、ブラウザで開くと無駄に観覧ページが増えるのでアプリの方が便利です

・Polygon L2での払い出しに対応
以前は対応していなかったんですが気が付いたら対応してました
出金手数料0円で払い出しが出来ます

Flexpoolのデメリット

・短期運用の場合、報酬にバラつき有
有名なプールではありますが大規模プールと比べて参加人数が少ないので報酬にバラつきがあります
1ヶ月、半年で見るのであれば確率は収束していくと思うのですが報酬ランキングで低空飛行が長く続くと不安になります

・Flexpool専用のマイニングソフトが無い
Windowsでマイニングするのであれば、lolminerやTeamRedMinerなどを自分で用意しコマンドを手打ちで書き換えないといけません

・小規模プールなので閉鎖の可能性も
流石に無いと思いたいですが、あの大手Sparkpoolが閉鎖になってましたし規制の煽りを受けないか心配です

まとめ

どのマイニングソフト、プールもメリットデメリットがあり、それぞれのライフスタイルに合わせて選ぶのが正解かと思います

「お手軽にマイニングしたい」「ビットコインが欲しい」だったらNicehashを使うだろうし「Linux入れてみようかな」って人ならHiveonになると思う、一度はEthermineに落ち着いてからも報酬というロマンを求めて更に新しいプールを探すのも良いと思います

最後まで読んで頂き誠にありがとうございます
今まではnote以外で執筆していましたが、本日からこちらで書かせて頂く事になりました
マイニングだけでなくNFT、暗号資産、他にもバイクや車など趣味の記事も書いていこうと思っていますので、フォローして頂ければ嬉しいです

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