大学を休学して就職浪人をした話⑤

いろいろ書いたこのシリーズも終盤です。

最後まで読み進めてくださり、ありがとうございます。

ここまでいろいろ辿ってきましたが、ここからはまとめに入ろうと思います。

これから就活をする人への内容を書く

・浪人したからと言って上手くいくわけではない。

④の記事でも書きましたとおり、浪人しても僕は1社しか内定をいただくことができませんでした。

幸い志望業界の中でも大手の会社で、キャリアステップなども個人的には納得できる会社ではありますが、本音を言うと、第1志望どころか、第5志望の会社まで全て落ちてしまいましたので、納得はしていますが、結果としては悔やしいです。

後述しますが、これは僕は「正しい方向」に努力することができていなかったからだと思っています。

④のように、他人のアドバイスを鵜呑みにしてしまい、自分で考えることを怠ってしまったこともその1つです。



・浪人はチャンスであって、武器ではない。

面接で浪人(休学)について聞かれたら、正直に、正々堂々自分の言葉で伝えてください。
どんな思いでもう1年間かけて就活をやり直しているのか、これを強い意思で伝えてください。
あなたが浪人するという選択をしようと思っているのは、間違いなくあなたに強い意思があったからだと僕は思います。

弱い人はビビってこんな選択肢しない…

とはいえ、言わないほうがいいこともります。
あくまで面接(対話)ですので、言葉選びには気をつけてね。

しかしながらぶっちゃけてしまうと、正直に言うことができないない会社や、わかってくれない会社(というか、面接官)はいます。

そういう会社ははっきり言って入ってもしんどいだけだと思うので、落とされて正解だと思います。

自分の経験上、むしろ聞かれる会社はかなりで少なかったので、そこまで面接で就活浪人がどうだという対策に比重を置かなくていいです。

それよりも面接(就活)の基礎を固めたり、興味のある会社の社員からたくさん話を聞いて、自分がその会社で働くイメージをできるだけ具体的にイメージした方が就活で有利になると思います。

次に話しますが、それが「正しい方向の努力」につながると、僕は思いました。


・正しい方向の努力について

これはYouTubeで探すと、割といろんな人が言っています。

努力が必ずしも報われるというわけではありません。

落ち込んで、這い上がって、がむしゃらにいろんなことをしても、正しい方向に、「正しい方法」で努力しなければ結果には結びつかないのです。

私はこの一年で、サッカーの本田圭佑選手とか、岡本斗司夫さんなどがおっしゃって言いたこのことがよーーーーーくわかりました。

しかしそれは、この就職浪人を終えてからのことです。

僕はこれができていなかったから第一志望だったあの会社にまた落ちてしまったのだと思っています。

では就活において正しい努力というのはなんなのか…

これは自分の考えですが例えば、

自分が志望している業界がどんな業界で、どんな人を相手に仕事をするのか、
そしてその仕事をするにあたって、どんな責任のもとで仕事することになるのか、

そのためには自分のどんな経験や考えをアピールすれば面接官に共感してもらうことができて、心を動かすことができるのか。

一例ですが、そんなことを考え、イメージを膨らませることが正しい方向に繋がるのではないかと思います。

そのための企業研究や企業イベントです。
闇雲に調べるのではなくて、上記のようなことも意識しながら採用サイトを見てみたり、座談会等で先輩社員に色々聞いてみて、できる限り具体的にイメージを膨らませてみてください。


ここで僕の失敗から言えるのは…


この時に、安直に「誰かに答えを求める」のではなく、愚直に「自分で自分の答えに導く」ことをしてください。

誰かを頼ると、ついついそのアドバイザーや先輩に「100点の正解」を求めてしまいます。

「100点の正解」というのはつまり、その企業や業界がどんな人が欲しいと思っているのか、とか、伝え方とか…

こう言ったものの答えに最も近いのは実際にそこで働いている社員さんですが、その社員さんも就活アドバイザーも自分の経験則でしかその答えを言うことができません。

必要なのは「あなたの言葉」です。
最後に頼りになるのは「自分自身」であるということを忘れないでください。

安直に答えを求めることは途中式を省くということだとも思います。
80点を狙ってとるのではなく、愚直に100点を目指して80点を取る人の方が、ミスした20点分、よっぽど人として成長できると思います。

この浪人を通して、就活は人間としての能力を養うための一つの関門だとも思いました。

だから自己分析をして、自分自身のことを知るし、ガクチカや志望動機を通して言語化をするのです。

それは将来働く上で、相手に意見を述べたりする際に必要な要素だから、この就活を通してもやっているのだと僕は実感しました。

本編はここまでです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

番外編は①でも書いた通り、それを通して思ったこととか、自分がこうしたいみたいなことを赤裸々に書いたつもりです。

現状に何か悩みがあったり、これからあ就活をする上で就活生に伝えたいことをできる限りまとめたつもりです。

少し荒々しく感じられる部分もあると思いますので、気が向いたらどうぞ。

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