見出し画像

【徒然】 オンライン○○

はじめに

コロナ禍と叫ばれる昨今。外出自粛中ってことでオンライン何とかがめっちゃ増えたし、注目されていますよね。

俺もここ数日でオンライン会議、オンライン上映会、オンライン飲み会、オンライン収録…

DXの速度が上がっただけじゃないかとも思いつつ、トレンディーなんで所感をまとめてみようと思います。

Chapter1 ライブ配信

これ、言葉の括りが大きいですが、ここではインターネットを介して見られるコンテンツの中で、収録・編集を経ずにリアルタイムで配信されているものとしましょう。

その定義の中でも色々ありますけどね。
例えば僕はSHOWROOMで不定期に配信をしています。

SHOWROOM以外にもこの世にはツイキャスとか、あるいはインスタライブとか様々なサービスがあります。皆さん目当ての人物が喋っているのを見にいくと思うんですが、これらのサービスは、TVのトーク番組やラジオよりもインタラクティブなのが特徴でしょう。

画質とか、音質とか、トークの質とか、どーでもいいんです。コメントを送って配信者に読んでもらえたり、質問に答えてもらえたりするのが楽しいコンテンツだと登坂は認識しています。(僕自身は好きなアイドルとかのライブ配信を見ていても、なかなかコメントできないタイプなんですけど笑)

一方、もっと作り込んだものや視聴者の参与性の低いコンテンツもあります。

音楽や演劇の配信はそれに当たると思います。(例外は当然ありますよ)
僕はバンドやクラシック奏者のライブコンサートも、演劇も、たくさん配信スタッフとして関わってきました。

パフォーマーやエンターテイナーのこれからを考えると、色々な形態で増えていくんだろうと思うと同時に、収益化が課題かなぁとも思います。(これはライブでない、収録によるコンテンツも同じ課題があるとは思っていますが)課金の仕組みやプラットフォームについて、選択肢が少ないというか、痒いところに手が届かないというか。

例えばYouTubeliveだと基本はスーパーチャット(投げ銭)なんでしょうけど、条件があるので新規参入者には厳しいでしょう。

ニコニコ生放送は規定の金額を払うことで配信ページに入場できるようなシステムがあったり、月額で登録するチャンネルが開設できたりするので、課金のシステムとしては優秀ですが、画質やUIは問題があると感じています。

ZAIKOのように電子チケットを買うことで、映像コンテンツが視聴可能になるサービスも出てきているので、このタイミングで垢抜けたサービス・プラットフォームが出てくることを期待します。

Chapter2 オンライン上映会

先日僕の監督作品も上映されました。

キャプ広告02

映画館に行けないし良い試みだなと思いました。
登坂としては近頃TVも見ないから「特定の時間に画面の前に座る」という行為が懐かしかったです。

『キャプテリオン』の他にも沢山の作品が上映されたので、月並みですけど刺激を受けました。本当にインディーの映画祭に行ったみたいな。

Chapter3 オンライン会議

メールとかでやり取りするよりは遥かにスピード感はあるんですけど、なんかストレスなんですよねー

低解像度の画とガビガビの音と不安定さのせいでしょうか

あと落合陽一さんが「フィジカルに移動する時間が省けるから短時間で何本もテレカンできる」みたいなことをどっかで言ってましたけど、それは彼みたいに目的意識がガッチリしている人間の話であって、俺なんかおしゃべりだから延々と話しちゃうわけです。それは問題だなと。実際の会議なら会議室の借用時間などの区切りがあるから、そんなことにはならないんですけどね。

Chapter4 オンライン収録

先日僕が関わったオンラインでの収録は、出演者がそれぞれの自宅などからZOOMを使って対談し、それを収録するというものでした。

これも低解像度の画とガビガビの音と不安定さは問題ですよ、当然。

通信用と収録用で機材分けるのが理想かな?と現段階では思っています。例えばPCを使ってZOOMで他者と通信していた場合、それを収録してしまうと低画質になってしまいます。そこで、別にスマートフォンやカメラを用意して収録してもらうといった形ですね。

ちなみに、登坂のSHOWROOMはYouTubeに高画質でアーカイブをあげていますが、これはどうしているかというと、

カメラをキャプチャーユニットを介してMacに入力しています。配信はOBS(配信ソフト)からSHOWROOMへ。アーカイブ用の素材はカメラの方で収録しています。試行錯誤した結果、これが一番満足のいく形ではあります。

しかし、映像技術に造詣のないタレントや識者に同じことをしてくださいというのは酷です。運用しやすい機材やシステムを探求して、提案するのも俺たちのできることの一つかなあと考えています。

Chapter5 オンライン飲み会

これは浸透してきたんじゃないですか?

俺、昨日初めてやったんですけど、なかなか楽しかったです。飲み会とか言いながら俺はアルコール一滴も飲まないんですけど。飲めって言われたりもしないから良いな。

ただなんかストレス笑

微妙な遅延や断絶で会話がバッティングしたりするのが嫌ですね。

あと、これ全てに共通なんですけど、俺防音の家に住んでいないから近所迷惑なんだ。多分。飲み会なんてやるの夜でしょ?テンションも上がれば声量も上がるでしょ。一般的な問題ですよね。クリエイターとか関係なく。

終わりに

最初にも言いましたが、おそらくただの時代の変わり目です。ZOOMは会議室や居酒屋の代替物ではなくなっていくのだと思います。

映像の配信は目に見えて、
質や製作過程などもどんどん変化していくでしょう。

その渦中において、自分の活動の本質を見失わず、かつ時流に取り残されないように動き続けようと思います。

先日オンライン上映された『キャプテリオン』は長編としては初監督、処女作と言える思い入れの強い作品です。久しぶりにじっくり見て、改めて自分のものづくりの原点に立ち返る思いでした。

俺は今までのような小規模の映像製作を続けていきます。プリミティブな映像表現で生きて行きます。時代は、状況は、どんどん変わって行くんでしょうが、メンバーを始め、仲間たちと楽しくものづくりして、お客さんにも楽しんでもらって、Circleを広げていきたいという願いは変わりません。

論点がずれてきたので、この辺で。
皆さまどうかお元気で!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?