十佐間つくお

諧謔って書ける? 掌編小説「a man with NO mission」連載中。その他、短編、脚本、戯曲など。作品リストはプロフィールページ(https://bit.ly/2wZJgzR)から。
固定されたノート

掌編集「a man with NO mission」一挙掲載版

冷笑と不適合、妄執と未遂の小さな物語集『a man with NO mission』をまとめたページです。毎週木曜日に新作を更新するごとに、こちらにも付け足していきます。ひとまず50話を目指しています。

1 犬を介した出会いについて(179字)
2 頼まれごと(305字)
3 自転車にのって(520字)
4 鞄の行方(385字)
5 サプライズ(572字)
6 区廃-第1237号(358字)

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ただ衣食住の世話を焼くというのと、一人の人間として育て上げるというのでは違う。どちらも「育てる」という言葉で区別せずに語られるかもしれないが。

マイページから入ろうとしたら、お探しのページが見つかりませんとか出て焦った。トップから入ったらちゃんとあった、自分のアカウント。

54字の物語 まとめ2

この一週間の投稿分をまとめました。

▼「タコ」

▼「実の父親」

▼「虎とモグラ」

▼「亀積み」

▼「あのときの」

▼「パンダ」

▼「緊急停止」

それではまた来週!

38 拉致(アブダクション)

深夜のことだった。部屋の窓から突然まばゆいばかりの光が差し込み、男は眠りを妨げられた。何事かと起き上がるとベッドの脇に影が立っていた。それは怪しげにゆらゆらと揺れ、こちらを見定めるようにしていた。

影にわっと襲いかかられた次の瞬間、男は何もない真っ白な空間に連れていかれていた。光源もないのに隅々まで煌々と明るい場所だった。すべてが白く、壁や天井の境目も分からなかった。

自分がどこにいるのか見当

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