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「この漫画、来そうだよね?」という感覚を共有する、イケてる企画の話

近刊検索デルタというWebサイトを作成・運営しております。openBDのAPIを使って近刊情報を検索・閲覧できるサイトです。

http://honno.info/kkan/

そこに、またまた新機能を追加したのですが、お知らせするのを忘れておりました。

近刊検索デルタのトップページ下部に「週刊コミタン!」で取り上げられたコミックの一覧を表示するようにしました。「コミタン!」は、コミック担当者がコミック担当者にイケそうなコミックをオススメするイケてる企画です。

先日、All_reviewsの新着エントリーを表示するようにしました。プロによる書評というのは、替えの効かない、かなり価値のある情報です。こちらのnoteもご参照ください。
「ブックトラックの上の本との出会いのような」
https://note.mu/tosh1965/n/n986030d6ab27

「コミタン!」の情報は、以前からなんとかしたいと思っていました。「目利き」と言っても、それって実際にはそんなに簡単な話じゃない。そして、まさにその簡単じゃない「現場の目利き」こそ、IT企業が絶対に持てない情報なんですよね。ランキングとかは割りとなんとかなると思います。けれど、「この漫画、来そうだよね?」という感覚は、AIをもってしても、なかなかすぐには難しいんじゃないかなあ。それぐらい、「現場の目利き」っていうのは、すごく価値のある情報です。

そんな価値のある情報を無償で、かつ、なるべく書店員同士で共有したいという「コミタン!」には、ちょっと気恥ずかしいですが「志(こころざし)」とか「意気(いき)」といったものを感じます。すみません、書いてて恥ずかしいです。ていうか、なんか眩しい(誉めてます)。

さて、そんなイケてる企画を、自分はどうやって活用したものか。とりあえず、RSSが公開されていたので、それを使ってみたのが、今回の新機能(書いてて気が付きましたが、そこまで言うほどの機能ではないかもしれません)です。見た目とか提示の仕方とか色々あれかなと思う点もありますが、とにかく、「近刊情報を見つけに来た方にひと味違う形で本(コミック)をオススメする」、みたいな方向性が示せたら、まずはそれでいいと思っています。

「コミタン!」は有志の手弁当で運営されているそうです。少しでも多くの方に「コミタン!」のTwitterやブログを訪問していただけると幸いです。
 コミタン!
  Twitterアカウント https://twitter.com/comitans
  ブログ http://comitans.info/


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