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ヒューマンデザイン物語

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ヒューマンデザイン・システムという不思議な秘教科学に出会い、超左脳系のシステム体系を学び、プロフェッショナル・アナリストになるまでの道のりを描いた私的エッセイ。
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ヒューマンデザインとの出会い(4)

ヒューマンデザインとの出会い(4)

こうして頭がパーになったり、深い感動と理解の一瞥があったりしながらヒューマンデザインの全講座を修了し、超低空飛行ながらプロフェッショナル・アナリストなる資格も手に入れた。

つまりお客様からお金を頂いて、リーディングをしてもいいですよ。と。

えー?やってもいいの?

じゃあ、授業料で支払った分の元が取れるくらいまではやってみるべー。

知らぬが仏とは、よく言ったもので「まぁ、なんとかなるだろう」

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ヒューマンデザインとの出会い(3)

ヒューマンデザインとの出会い(3)

「猿山の管理人」の名付け親は、当時一緒にヒューマンデザインを学んでいた元彼氏で、まさに言い得て妙とはこのこと言うのだなぁと自分のことながら感心してました。

これは私のヒューマンデザインのひとつでもあるんですが、自分のことは棚にあげて、他人のことばかりに関心があって口出ししてしまうーー。しかも、細部に至るまで。履いている靴下の色や柄に始まり、言動、行動、対人関係や思考パターンまで、あんた他人のこと

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ヒューマンデザインとの出会い(2)

ヒューマンデザインとの出会い(2)

大学受験のために猛勉強した反動で、大学時代は勉強の「べ」の字のかけらすらみえない反勉強派学生だったので、このヒューマンデザインを学ぶという座学の授業はとにかく辛かった。

大学授業のクラスひとコマですら、まともに座って勉強することがままならなかった私が、サニアシンという自由を求める探求者であり瞑想者になったはずなのに、何を好んで5時間も6時間も座って勉強せねばならんのか。反抗期の子供のように内側で

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ヒューマンデザインとの出会い(1)

ヒューマンデザインとの出会い(1)

サニアシンというものになって以来、それまで忙しすぎて使う暇もなかった貯金をなりふり構わず使うという極端な行動にでるようになりました。

今振り返れば、それは投資という美しい言葉で自己正当化できるのですが、当時、そのような脳機能は停止状態になっていましたから、後々になってそれも自分の糧を得る何かになるとは思ってもいませんでした。

それよりは、むしろ檻の中に閉じ込められ続けた野獣が念願かなってついに

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