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ヒューマンデザインとの出会い(2)

大学受験のために猛勉強した反動で、大学時代は勉強の「べ」の字のかけらすらみえない反勉強派学生だったので、このヒューマンデザインを学ぶという座学の授業はとにかく辛かった。

大学授業のクラスひとコマですら、まともに座って勉強することがままならなかった私が、サニアシンという自由を求める探求者であり瞑想者になったはずなのに、何を好んで5時間も6時間も座って勉強せねばならんのか。反抗期の子供のように内側では葛藤してました。

しかし、良い子でなければ愛されない条件付けに縛られている私は、合格点を取るべくユーモアとウィットに溢れる優等生を演じて頑張って勉強しました。

このヒューマンデザインなるものは、完全超ド級の左脳系かつ変態用語のオンパレードだったことを知ったのは受講料を支払って、授業が始まってから。

時すでに遅しーーー後悔先に立たず。


このシステムを世に知らしめた「ラー」という名前のカナダ人の物理学者のおっちゃんで、私は結局お会いすることはなかったんだけど、この人ホントにイっちゃってます。何喋ってるか全くわからないんだもの。

なんで喋ってることがわかんないかというと、そこで学ぶ教材テキストはすべて彼に「おりてきた」内容が口頭で伝えられたものを忠実に(おそらくきっとそう)文字起こしされたものだから。

日本語でもわかんないし、英語でもさらにわかんない。でも辞書で調べてみると確かにそういう翻訳で合ってるらしいし。

講師である先輩サニアシンは、合理的かつ論理的な思考回路を持つ人で丁寧に教えてくれたんですが、なんせ生徒である私の理解能力の範疇を超えるような内容と用語の羅列だったんですね。

理解不能モードが発動するたびに、

「この人、この訳わかんないことをどうしてこんな真面目な顔で教えられるんだろう。ベッドの中でもこんな顔してんだろうか。」

なんて一人可笑しくニヤつきながら、言われた部分にマーカーペンを引いて学んだ気になってました。

もちろん興味を惹かれる部分もたくさんあったし、それを学んだことで私はますます自らの「猿山の管理人」気質を増していくことになりました。


ーーー続くーーー


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