どうも、幕土成男です。

昨日からポテト全サイズ復活だったので早速ポテトを食べてマクドナルド愛が溢れてしまっています。
行列出来てたので、また欠品にならないか不安ではありますが、それだけ愛される商品って凄いなぁと思います。

ちなみにマクドナルドで一番販売数が多いのはポテトなので、マクドナルドはハンバーガー屋では無く芋屋です。

だからMマークは黄色くて背景赤（ケチャップの色）なのです。
※これは嘘です。ちなみに彼のことはゴールデンアーチって言うので覚えてください。テストに出ます

さてさて、ポテトの小ネタをいくつか。

・ポテトは揚がってから7分で廃棄します。
ゴールドスタンダードクォリティと言いまして、基準を満たすポテトは7分とされてます。

・ポテトは凍った状態で揚げるので、その管理の為に「フローズンフライディスペンサー」と呼ばれる機械の中に開封ポテトを入れます。

ちなみに設定された量が常に出る様になってます。

・上がったら5秒から10秒、しっかりと油を切ります。そうしないと油っぽくなるのと水分が抜けやすくなってカリッとした歯ごたえにならないです。

・塩は「アキューソルトディスペンサー」と呼ばれているじょうろの様な器具で出します。逆さにすると適量でて勝手に止まります

これに関しては不満があって、先程のフローズンフライディスペンサーのM（ポテトがM3つとS1つ分の量）に対する量しか出ないので、ピーク以外に設定下げたときがしょっぱくなりがち。
昔はソルトディスペンサー（塩缶）でMを描くように振る、トリプルアーチモーションと呼ばれる振り方で、ポテトの量に応じた振り方があったんだけどなぁ…

・油は毎日試験紙を使って劣化度を計測、毎日フィルタリングという掃除に加えて試験紙の基準に達したら油交換します。

・1ラン（揚がってから塩振って混ぜてバッグに詰めてステーションを掃除の流れ）を30秒以内でやるのがポテトプロの基準です。（今でもあるのかな）
なので、塩だらけのステーションを見ると「あー！もう！！」って思います（笑）
※バッグに詰める作業を「バギング」といいます

余談ですが、ポテトのオーダーで
・揚げたて
・塩抜き
・塩抜き塩別
・塩多め

を注文することが可能です。
塩抜きに関してはピークタイム（お昼とか夜の並ぶ時間）はやめてあげてください（笑）
殺意が芽生えます。　

後はマクドナルドでは定期的にオペレーション監査があるのですが、ポテトだけはカテゴリーが別になってる特別扱いです。
しかも配点高め&基準厳しめです。
色や香り、塩加減だけじゃなく、スティックバランス（長さのバランス）や折れたものが無いかとかまで見られます。
折れたのがあった場合はポテトを指で潰して油が出るかも見られます。油が出たら揚げるときには折れてた→搬入や保管方法に問題があるのでは？ってなるわけです。
逆に出なかったら、バギングが雑で折れてしまった→バギング方法確認

みたいな感じです。

ちなみに余談の自慢なのですが、僕は現役時代一度もポテトで失点したことがありません。
ポテトの審査に入るときはポジションチェンジしてました（戦略的配置）
かなりレアだと思います。

何せ監査員から
「何でこんなに完璧なんですか？」
って聞かれましたから。

僕は
「ポテトの声が聞こえるので当然です。」
ってドヤりまくってました。

女子クルーからは気持ち悪いって言われてました←

でも事実だから仕方ない。
正確には人間みたいに喋る訳ではなく、光って見えてたんですよ。
ベストなアクションした時にポテトが光るんです。

あ、そういえば、何度か目を瞑ってピークのポテトをやったことがあるのですが（なんで！？）、その時も完璧で気持ち悪いって言われてたので、五感なんでしょうね。

あ、ポテトを久々に食べただけで銀鮭定食以上のボリュームで書いてしまった…
マクドナルドの話をしだすと止まらないというか、ポテトのことだけでまだまだ話せる（笑）

興味ある方はお声がけください