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高速

星のない夜空見てたの
こうこうとたく電灯の束に照らされて
いま僕の空に星は見えない

固く舗装された道の上歩いてた
つまづくような石は転がってないけど
その道の表面はどこまでも固くて冷たくて
転んだ僕は涙を拭うことさえ忘れてた

僕を守ってくれるもの
生きやすくしてくれるもの
それは確かに僕を楽にしてくれてる

だけどそのせいで
僕は大切な何かを忘れさせられてた
あぁ大切な何か
大切な何か
僕たちがこれからも生きていくために

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