落差日本一の称名滝
写真は、日本一の落差を誇る称名滝です。
富山県にある北アルプス立山連峰から流れ出る雪解け水が集まり、この滝で一気に落ちます。それから常願寺川を経て富山湾に流れ込みます。
それが毛嵐などで富山湾から水蒸気になり、立山に大雪を降らせます。それがまた称名滝を経て富山湾に・・・、まさに「~水巡る~」となります。
立山連峰は標高約3,000m、富山湾は水深1,000m、合計4,000mの落差になります。そんな所は世界でも珍しいとのことです。
この滝を訪れたのは、5月11日。左側が称名滝で、2年ほど前までは4段だったのですが、下部が崩落し、今は5段になったとのこと。
右側のハンノキ滝は、水量の多いこの時期だけ出現する滝です。下部には残雪がまだあり、虹も輝いていました。
50年前は道路も未舗装で、知る人しか来なかったのですが、今は舗装もされ、誰でも簡単に行くことが出来ます。最終の駐車場から徒歩20分で、普通の靴でも行けます。
因みにこの日は、アラスカに住んでいた人を案内したのですが、とても綺麗と喜んでおられました。
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