西田稔彦

株式会社地域科学研究所の創生デザイナー。全国の自治体が抱える公共不動産の本質的課題解決…

西田稔彦

株式会社地域科学研究所の創生デザイナー。全国の自治体が抱える公共不動産の本質的課題解決と、新しい価値を生み出す地域に眠っている公共不動産の活用のため、新しい切り口での新たな事業を考え、潜在ニーズを掘り起こして、「無」から「有」の価値を生み出します。

マガジン

  • 豊かな本気のあそび!

    ローカルで、不動産、公共、建築、人、食、アート、(お酒)を通して、幸せや豊かさが実感できる生き方を実践中。すべては、人が幸せになるために。 ゆたかなあそびの実践を共有します!

  • LDLマガジン「地域を変えるのに役立つスキル」

    • 232本

    LocallyDrivenLabs(LDL) 地元と全国をつなぎ、オンラインラボという形式でプロジェクトを成功に導くための実験ラボです。このマガジンは、LDLメンバーの取り組みや地方のとりくみなどシャアしていってます。

  • 【公共不動産NOTE】

    株式会社地域科学研究所のお仕事で、自治体が運用する公共不動産データベースの開発、自治体の老朽化した公共施設の更新問題に関するプロジェクトを担当。 Public+というプロジェクト名で、公共に新たな価値を見出す活動や地域の可能性を広げる様々なプロジェクトに取り組んでいる。 その繋がりで生まれたプロジェクトを綴るnote。

  • 子商塾の実践を学ぼう!

    子商塾を実践したい方におすすめするマガジン。木下斉さんのLDLで実践している内容を紹介します。子商塾に興味がある方、やってみたい方に読んでほしいマガジンです。

  • 廃校最前線!!!

    自治体の資産保有面積割合の約半分近くを占める学校。最近、弊社に相談いただくケースも3校、4校、5校まとめて廃校になるケースが増えています。さらに都市部の団地周辺の廃校も増加。その割に廃校活用のノウハウって体系化できていなかったり、休校状態で、塩漬けされることも多い廃校。 さらに、一度活用されたが、また廃校になる廃校の廃校のケースも増えてきている模様。 九州廃校学会に2年前から関わらせていただいていく中で、実際廃校を使っている事業者目線での廃校のしまい方、使い方などを体系化していこうディス カッションを進めています。 弊社でも3校ほど賃貸で借りていますが、事業者目線での廃校活用についてなど改めて、その知見も交えながら、定期的にnoteマガジンで、配信していきます。

最近の記事

春のテンカラと清流。

春の息吹が一気に感じられるようになってきました。今年はなんとかく暖かい日、冷え込む日と気温差がある日が多かった九州もやっと春らしい季節に。 この時期より渓流釣りは、虫の動きに合わせて魚の活性が上がってくる季節でもあり、気候もよいのでとてもいい季節に入ります。 ということで、豊かで本気のあそび!マガジンも渓流釣りネタが増えていきます。よろしくお願いしますw 私が住む九州(大分)は、阿蘇山系、九重山系、祖母山系と大きな連山があることもあり、渓流ができるスポットが比較的多いエリ

    • 熊本県小国町、小さな酒場に集まるコミュニティの濃さ。

      熊本県小国町に、仕事でかかわるようになって、7年ほど。一番最初は、株式会社地域科学研究所のローカル公共空間をつかってまちをおもしろくするPUBLIC+のプロジェクトで関わり始めたのが最初だと思います。 先日、小国公立病院のプロジェクトがひと段落したことと、もあり打ち上げに参加。 1軒目は、小国にできたクラフトビールのブルワリー、「VATTEN」へ。そのあと、昼間はカフェで、夜は日替わりにバーになっている「縁」さんへ。 予期せず、これまで関わってきたまちのメンバーが集まって

      • 渓流今シーズンも解禁。五感で季節を感じる初春のテンカラあそび。

        3月より、渓流釣りが解禁されました!渓流釣りは、基本的に3月1日~9月末日までがオンシーズンになります。各地域の漁協による放流が2月にされます。 釣りという本気の遊び釣りという本気の遊び。釣りといっても色々ありますが、私が嗜んでいるのは渓流釣り(フライフィッシング、テンカラ、ルアーなどがあります。)はテンカラという日本古来(江戸時代)からある釣りの手法です。 そもそも仲間で渓流釣りをする人がいたこともあり、始めたのがきっかけですが、その奥深さは人生をかけてやるべき世界だと

        • 投資する公務員に聞く「空き家・空き地投資」

          これまでの10年とこれからの10年の空き家・空き地投資はどのように変わってくるのか??空き家・空き地そのものの数量は今後も人口動態に合わせて右肩上がりに増えていくことは当たり前ですが、2つの仮説を予想しています。 ①空き家・空き地のオーナーが徐々に世代交代(団塊世代→団塊ジュニア世代)していくことによって、流動化(投資)がエリアによっては進みやすくなるのでは? ②投資するプレイヤーも減少していく社会において、公務員というステータスの人が空き家・空き地に投資する可能性も高ま

        春のテンカラと清流。

        マガジン

        • 豊かな本気のあそび!
          10本
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          232本
        • 【公共不動産NOTE】
          9本
        • 子商塾の実践を学ぼう!
          1本
          ¥500
        • 廃校最前線!!!
          2本

        記事

          何もない!?「辺境の地」での公共空間アートプロジェクト

          私が働く株式会社地域科学研究所では、行政向けのシステム開発、サービス提供をメインに、公共不動産ディレクターの仕事もしています。 この仕事では、公共施設単体だけではなく、エリア再生の視点で、エリア自体の価値を見直し、リブランディングすることを重要視して、取り組んでいます。 大分県佐伯市、鶴見半島のこと 大分県佐伯市鶴見半島エリアは、九州の最東端に位置する半島で、合併前の旧鶴見町の公共施設、大きなものとしては、鶴見市場(大分で一番の水揚げ量)最東端には灯台(九州最東端の日の出

          何もない!?「辺境の地」での公共空間アートプロジェクト

          庭先キッチンで南インドカレー。

          料理という本気のあそび。素材を下ごしらえして、調理、盛り付ける、食べる空間を整え、人と向かい合って、会話しながら美味しく食べる、原始的な人間の行為ではありますが、シンプルにクリエイティブな行為だと思います。 段取りの部分は特にプロデュースやディレクションの仕事にも通ずるところもあり。遊びの要素がとても大事な料理の世界。一生続けていこうと思っているものの一つです。この料理という本気のあそびマガジンシリーズです。今回は、最近、ハマってきた庭先で楽しむ本気のあそび料理をご紹介。

          庭先キッチンで南インドカレー。

          団塊ジュニアの長男、西田家不動産 大分県竹田市の城下町と空き家、空き地のこと

          空き家の所有者のボリュームゾーンは団塊世代。それを相続する団塊ジュニアとリンクしている。戦後、昭和からずっと人口のボリュームゾーンであった団塊の世代が後期高齢者に徐々に移行する中、資産を保有する世代の更なる高齢化とその資産を相続する団塊ジュニア世代へとこれから相続する資産が増えていく流れになっていきます。 私もちょうど段階ジュニア世代にあたる48歳で、周りの知人友人も相続の話や、亡くなってから空き家をどうするかなどの話を聞く機会が増えてきました。私の親はまだ健在ですが、後期

          団塊ジュニアの長男、西田家不動産 大分県竹田市の城下町と空き家、空き地のこと

          【保存版】ホームパーティで喜ばれる豚ひれ肉のハーブマリネソテー。

          料理という本気のあそび。 23歳で、自炊を始めてから25年ほど続けている料理。もともと家に遊びに来た人たちをもてなす料理を始めたことがきっかけで、人に料理を振る舞う楽しさをきっかけに会社員の傍ら、週末に家カフェ、料理教室をやったりしていた時期もありました。 昔、出していた電子料理本(#ちゃんとたべものBOOK)。 友人で、無農薬野菜を作っている農家さんの野菜を食べてから、その野菜の味の濃さやシンプルに焼いて美味しいことを知ってから、料理は、素材が8割だと思っています。 素材

          有料
          300

          【保存版】ホームパーティで喜ばれる豚ひれ肉のハーブマリ…

          西田家不動産、団塊ジュニア世代の「空き家考」

          先日、友人が大分県国東市の商店街エリアに空き家再生の事務所を立ち上げたということで、お祝いに家族で行ってきました。 団塊世代(戦後ベビーブーム世代)が大量に住んでいた住宅が老朽化 団塊世代(戦後ベビーブーム世代)が大量に住んでいた住宅が老朽化し、空き家化がかなり加速すると思っています。さらに、地域ごとの経済状況、若年層の都市への集中、過疎化なども空き家の増加に影響を与えている可能性があると思います。 そんな不動産を相続する可能性がある団塊ジュニア世代は、空き家にどこまで関

          西田家不動産、団塊ジュニア世代の「空き家考」

          高原エリアで愉しむボルシチ、ブイヤベースとタコスランチ。

          豊かな本気のあそびシリーズ。料理、アート、写真、渓流釣りなどを本気で楽しむ豊かな本気のあそびを綴るマガジンです。 私が住んでいる九州エリアはアウトドアエリアの宝庫であり、阿蘇山噴火から20万年~30万年という時間を経て、阿蘇山系を中心とする火山帯によって創られた複雑な地形と豊かな水により、豊かな自然が九州全域に広がります。 そんな中でも、飯田高原(はんだこうげん)は、大分県玖珠郡九重町南部に位置する高原。標高800~1,200m。阿蘇くじゅう国立公園に含まれる。久住山北麓

          高原エリアで愉しむボルシチ、ブイヤベースとタコスランチ。

          地域医療と向き合う小国公立病院の移動診療車プロジェクト

          私が働いている株式会社地域科学研究所で取り組んでいる地域医療DXのプロジェクトで、熊本県小国町にある小国公立病院のプロジェクトがあります。 このプロジェクトでは、「小国郷でいきていく」をコンセプトに、小国生きる、逝くまでの小国の地での暮らし、人生を見据えたプロジェクトになっています。 今年のプロジェクトのメインとしては、サテライト診療所の開設、移動診療車のスタートなど、目白押し。 弊社のほうでは、この移動診療車に搭載する診療データベースを作っています。診察必要な診療情報や、

          地域医療と向き合う小国公立病院の移動診療車プロジェクト

          本気で豊かなおいしいお酒のアテのつくりかた。

          料理という本気のあそび。素材を下ごしらえして、調理、盛り付ける、食べる空間を整え、人と向かい合って、会話しながら美味しく食べる、原始的な人間の行為ではありますが、シンプルにクリエイティブな行為だと思います。 段取りの部分は特にプロデュースやディレクションの仕事にも通ずるところもあり。遊びの要素がとても大事な料理の世界。一生続けていこうと思っているものの一つです。 そんな本気の料理を紹介する「豊かな本気のあそび」シリーズの料理、前回の豚モモロースのスパイスマリネからのクルミで

          本気で豊かなおいしいお酒のアテのつくりかた。

          子どもの商いによる学びを実践する私塾、子商塾第4期スタート!!

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          子どもの商いによる学びを実践する私塾、子商塾第4期スタート!!

          マガジン限定

          虹鱒のバターソテー。

          冬場のテンカラの愉しみ、管理釣り場の虹鱒。 本気のあそびシリーズで紹介したテンカラ。なかなか奥の深い渓流釣りの世界ですが、冬場(10月1日~2月末)は、禁漁期となり通常の河川では釣りが禁止されています。その間に楽しめる釣り場としては管理釣り場といわれる区画や場所が指定された場所で行う釣りです。 今回はそこで釣れる虹鱒を使った料理を紹介できたらと思います。 今回、大分県九重町にある管理釣り場てらとこに行ってきました。この場所では、虹鱒を釣ることができます。フライ以外にテンカラ

          虹鱒のバターソテー。

          佐伯ぼうさいキャンプで「身の丈」防災実践していこう!

          株式会社地域科学研究所PUBLIC+チームでサポートしている佐伯旧豊南高校跡地活用プロジェクト。 廃校広場で改めて「ぼうさい」を遊びながら、学びましょう!(どなたでも参加可能!ペット連れも可能!ペットのぼうさいについても考えたい)という企画。 能登半島地震があって、やはり改めて防災が起きた時、起きた後のことをリアルに身の丈で学ぶ機会です。 テントテントツアーズの工藤君の防災キャンプ『技』を学ぶワークショップもおこないますので、家族で一緒に、子供たちとも楽しく学べます。

          佐伯ぼうさいキャンプで「身の丈」防災実践していこう!

          テンカラという渓流スタイルで自然を愉しみながら「決断力」を養う。

          釣りという本気の遊び釣りという本気の遊び。4年ほど前から始めた釣り。釣りといっても色々ありますが、私が嗜んでいるのは渓流釣り(フライフィッシング、テンカラ、ルアーなどがあります。)はテンカラという日本古来(江戸時代)からある釣りの手法です。 そもそも仲間で渓流釣りをする人がいたこともあり、始めたのがきっかけですが、その奥深さは人生をかけてやるべき世界だと思いこちらも一生続けるつもりです。 渓流釣りは自然で釣れるシーズンが決まっており、9月~3月が禁漁期となります。よって、

          テンカラという渓流スタイルで自然を愉しみながら「決断力」を養う。