(原稿)日本全国 観光列車の旅 第2回 立山黒部アルペンルート(1)


おはこんばんちは、とうちゃんのすまーと・らじお
日本全国観光列車の旅、第2回目は立山黒部アルペンルートを案内します。
立山黒部アルペンルート公式サイト (alpen-route.com)

立山黒部アルペンルートは富山県立山町「立山駅」から長野県大町市(おおまちし)「唐沢駅」までをいくつかの乗り物を乗り継いで自然を満喫できる山岳観光ルートです。

全長37.2キロを鉄道、ケーブルカー、バス、ロープウェイ、などの乗り物を乗り継ぎながら散策するルートになっています。

富山側スタートはJR富山駅で富山地方鉄道立山線に乗り換え、立山駅まで移動。ここ立山がスタート地点になります。

もしマイカーでここまで来た場合は、ここから先へはマイカー乗り入れができないので駐車場に置いていくか、終点までマイカーの回送サービスを利用しましょう。

さて、今回は乗り継いでいく乗り物について、紹介します。

まずは立山ケーブルカー、立山駅から美女平駅までの1.3キロ、時間にして7分で結びます。前に乗るか後ろに乗るかで風景が全然違って見えるケーブルカー、真ん中で反対側へ移動するケーブルカーとすれちがいます。
他のケーブルカーと異なるところが1点。
立山側に荷台があって、大きな荷物はこちらに積むことができます。

次にくるのが立山高原バス、
美女平から室堂までの23キロを50分で繋ぎます。
春先には道路の左右に10m以上の雪の壁がそびえたつところを
走っていくことになります。
このバスは、立山ケーブルカーで運ばれて設置されたそうです。
途中、弥陀ヶ原(みだがはら)で下車して散策することもできます。
降りるときは路線バス同様、降車ボタンを押してください。

室堂から大観峰(だいかんぼう)までの3.7キロは立山トンネルトローリーバスが走ります。立山の主峰、雄山直下の立山トンネルを走っています。
乗車時間は約10分。ガソリンではなくトンネル内に設置された電線から電力の供給を受けて走っています。仕組みは電車と同じです。
トンネル内に排気ガスが滞留しないようこのような仕組みを取り入れてるということです。

次は空中散歩、大観峰から黒部平を結ぶのは立山ロープウェイ。
全長1.7キロ。高低差は488m。乗車時間は約7分です。支柱が一本もなく360度の大パノラマを楽しむことができます。これをワンスパンロープウェイといいます。

次に乗るのは黒部ケーブルカー。黒部平から黒部湖までの0.8キロ、時間は約5分です。開業時のケーブルカーを現在も利用しています。また全線にわたりトンネルの中を走っている日本唯一のケーブルカーです。

次に黒部湖を周遊する黒部湖遊覧船ガルベです。立山連峰と後立山連峰に挟まれた黒部湖を約30分間走ります。黒部湖は標高が平均1448mあり、ガルベは日本最高所で周遊する遊覧船となります。店員は80名、2023年は11/10まの運航となっています。

最後は関電トンネル電気バスで黒部ダムから扇沢まで全長6.1キロを16分で走ります。
ディーゼルバスからエンジンを取り除き、モーター・バッテリーを取り付けられたバスで屋根のパンタグラフから電気を取り込み充電しています。

以上黒部アルペンルートの乗り物を紹介しました。

次回は各駅周辺のスポットについて紹介します。

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