┃ギタリストとして何かを残したい

という思いが、2020年の僕の中にはぐるぐると巡っていました。

何もないところからスタートした今の「ギター講師ソエジマトシキ」としての活動、気がつけばYouTubeのチャンネル登録者は4万人を超え、各種SNSの総フォロワー数も順調に伸びています。

2020~2021年は何といってもリットーミュージックから「ネオ・ソウル・ギター入門」の執筆があったり、Bruno Guitarとの出会いもあったり、たくさんの飛躍がありました。

YouTube視聴者さん、各種SNSのフォロワーさん、生徒さん、サロンメンバーさんとの繋がりも大事にしつつ、地に足をつけて前に進めた一年となりました。

何もかも順調に思えたのですが、「そんな時こそ"次の時代に向けた準備"をすべき」だと、ここ数年の自分の経験が言っていました。変化が激しい今の時代を生き残るためには、常に何か一つは新しいことに挑戦しているくらいがちょうどいいのです。

そしてその重要性は、コロナ禍で多くのミュージシャンが知ることになりました。もちろん僕も例外ではありません。常に新しいことを準備しておく必要性を今まで以上に強く感じるようになっていました。

新しいことといっても、急に未経験でパスタ屋を開業するというわけではないです。自分の軸足をキープしつつ、そこから展開していくように広げていくのがベスト。

音楽の分野でまだやってないことないかな？

と考えた時、まっさきに思い浮かんだのがアーティスト活動でした。

そしてそれは、僕にとって最も避けたい分野でもありました。