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第1章 ダブルストップ


┃そもそもダブルストップって何?


ダブルストップとは、2つの音を同時に出す演奏方です。

Neo-Soulギターをよく聞いてみると、一人でギターをハモっているようなプレイが度々登場します。大抵が2つの音の組み合わせで、メロディアスに聞こえたり、ペンタを表情豊かにしたように聞こえたり、様々な効果を得る事が出来ます。

サロンメンバーが調べてくれましたが、ストップというのは音楽用語で「押える」「塞ぐ」と言う意味があり、ダブルストップは読んで字のごとく”2つの音を同時に出す”事を指すようですね!

Neo-Soulで用いられるトラックでは、ローが効いたドラムとベースがリズムセクションを支え、空間支配力バツグンのキーボードがコードを鳴らしています。そんな中ギターはどう立ち回ると良いでしょうか。その答えはダブルストップにあります。

本章ではNeo-Soulギター必須のダブルストップ・パターンを3つ紹介します。3つのパターンを駆使した実践フレーズも多数収録していますので要チェックです!


┃ダブルストップの組合せ3つ


①4度重ね


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難易度:★☆☆
使用頻度:★★★
土台となるスケール:Amペンタ
キャラ:クール

まずは難易度的にも易しく、かつ実践での使用頻度も最も高い4度重ねから解説していきます。4度というのは主音から4つ離れた音、ドを1度としてレ(2度)→ミ(3度)→ファ(4度)と数えた音です。

ギターではセーハーを使い、大体の場合、真下の弦を同じフレットで押さえる形になりますね。ペンタとの相性が良く、非常に使いやすいです。

ハーモニーの感じも、4度ってあまり主張が強くないというか…良い意味でいつでも使える和音感です。ですので、キャラクター的にはあまり主張がないクールキャラ。あまり主張はないけど、しっかりダブルストップ感は伝わります。まずは4度をマスターしましょう。

ところで、理論に強い人は分かったかもしれません。3弦5fと2弦5fの組み合わせは3度じゃん!って。気付いた方には大きな拍手!素晴らしいですね。この2音に関しては、ギター上での運指のしやすさを考慮してあえて3度を使っています。厳密に全てのハモリを4度に揃える必要はあまりないんですね♪


【チュートリアル】動画をスローで見たい時はYouTubeのスロー再生機能を使おう!note内でスロー再生機能が表示されない場合は、動画をクリックするとYouTubeが開きます。


・【4度】6弦ルート・ダブルストップ3段階

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【補足】3段階とは フレーズの難易度を3段階に分けています。順番に初級→中級→上級です。よって全てが弾けなくても全然OK!!これからダブルストップに入門する人は1段階目をポジション把握も含めて、しっかりマスターする事を意識していきましょう。


・【4度】5弦ルート・ダブルストップ3段階

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②3度重ね


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セッション×オシャレギターに完全特化したギター講師ソエジマトシキによるNeo-Soulギターを体系的に説明した教則コンテンツ

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