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もう一度、センス・オブ・ワンダー

「センス・オブ・ワンダー」という文を書いたのは、ちょうど一年前。
こんな風に。
https://note.com/toshikokamada/n/n344d41d0bd2e

今読み返して見ると、肝心のレイチェル・カーソンの本については、何にも書いてなかった。
ただ、センス・オブ・ワンダーという言葉にワクワクするわあ、ということを書いただけではないか!

そこで、もう一度、センス・オブ・ワンダーについて書きたくなった。

あれから私は、レイチェル・カーソンの著作を色々読んでみた。世界を動かした「沈黙の春」、彼女の専門の海についての「われらをめぐる海」、「海辺」など。どれもこの星への好奇心とその驚異への敬意と、優しい眼差しに満ちている。
そして、彼女の遺作となった「センス・オブ・ワンダー」。この本で彼女が最も伝えたかったことは、

「すべての子どもが生まれながらに持っている”センス・オブ・ワンダー”、つまり「神秘さや不思議さに目を見はる感性」を、いつまでも失わないでほしいという願いだった。そのために必要なことは、「わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを子どもといっしょに再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、すくなくともひとり、そばにいること」だという。

子供達のそばにいる大人に向けて語りかけるように書かれたこの本の優しさと、魂を揺さぶって、その後もずっと揺さぶり続ける、決して止まることのない波のような強さ。

この小さな本の、巨大なインパクトを多くの方と分かち合いたい。
この本を読んだ方と、ぜひお話しする機会を持ってみたいので、お声をかけてくださるとすごく嬉しい。

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