🇹🇭⑤世界一周旅日記90s✈︎文庫本の価値
90年代のバックパッカー旅日記を公開。
アナログな旅は楽しかった!
🇹🇭222日間世界一周たび日記90s
日記File No.005タイ・バンコク
1998年7月29日
✈︎バンコク・カオサンでの文庫本の価値は?
いまボクは90年代のバンコクを旅している。
バックパッカーの聖地カオサンのドミトリーに宿を移して相変わらずウダウダしている。
今日も何もすることがない。読み終えた文庫本でも売りに行くととにした。
小銭稼ぎだ。カオサン通りの古本屋へ行くと女性が、古本を秤に計って値段を決めていた。
本の中身・価値などは全く関係がないようだ、要するに、重量が重たければその分高く売れる、という制度のようだ。
だから、欧米のヒッピーたちが持ちこんでくる、ゴツい感じのあペーパーバックは、僕のものより高く売れていく。
日本の文庫本は分が悪い。薄ぺラで軽いから。持ち運びが楽なコンパクトさが、ここではアダになる。
よし、今度は日本からガチガチの分厚いハードカバーの経済書でも持ってきて高く売ろうかと思う。
結果、僕が持ち込んだ、文庫本は…。
僕の文庫本の価値 = シンハービール一本分。
しかならなかった。
あー寂しい。
ちなみに、僕が好きな
「シンハービール(SINGHA BEER)」はタイの王室認定ビール だそうだ。
『あー今日も、メシ 何食おうかな〜?』
そろそろバンコクを抜け出そうかなぁ。
【宿】FRIENDLY GUEST HOUSE
90/15,Soi,Rambutree,Banglumpoo,Bangkok
ドミトリー 2段ベッドx 6
50B クーラーなし
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