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「今」に立ち向かう自分を丸ごと応援する

だれしも自分の力を最大限に発揮したいと思っているだろう。

それには思い切り力を出し切るだけ。

そういうと簡単に聞こえる。でも実は意外と難しい。

よく言われるのは、考え込むことよりも、行動する、ということ。でも、行動に重心を移すというのはどういうことで、どうすればできるのか。考えずに闇雲に体当たりするということとは違うだろう。

わかりにくいのは〜少なくとも僕にはわかりにくかったのは〜行動していくということは、体を動かすというだけではなくて、「今」に集中する、さらに、今を生き抜こうとしている自分が力を最大限出せるようにとことん応援するということがすごく大事だということ。僕自身、行動することでバリバリ切り開いて行くということがなかなか継続的に続けていけなくて、ずいぶん悩み苦しみ続けた。

そこから抜けられたきっかけとなったのは、いくつかの気づきだった。

リアルにことが動くのは「今」だけ。それ以外はみな想像だったり、夢想だったり、取り越し苦労だったり、批評だったり、思い込みだったり。どれも、現実の光を浴びれば雲散霧消してしまうような幻想。そういう意味で、リアルな「今」が全て。不安でも、準備ができてなくても、何かを起こせるのは今だけ。

そう思ったら、あれこれ考えず、つべこべ言わず、今を一生懸命動かすことに集中していい、他のことは何も考えなくていい、と思えるようになり、やってみることができるようになった。

もう一つは、自分に対する態度。以前は、何かをやろうと思っても、自分にできるのか、やる資格や能力があるのか、など、常に自分を疑い、叩いていた。でも、ふと気がついたのは、どんなにダメでも情けなくても、自分の武器はこの自分だけ。「今」に立ち向かう自分が唯一の望み。批判し吟味している自分は「今」に立ち向かっていない野次馬に過ぎない。そんな奴が戦っている当人を潰してどうする。唯一の戦力である自分に足りなくてもその力を最大限に出してもらわなければ困る。

だから応援する。今の当事者である自分を応援することは自分に甘くすることとはちがう。他の誰かが力一杯行動しようと不安な気持ちと闘いながら歯を食いしばって進もうとしていたらバカにしたり叩いたりなんかしない。同じように、頑張る自分は大いに応援すべき。そう思ったら、弱さも含めて自分を理解し、受け入れて、寄り添えるようになってきた。

やりたいことがたくさんある、みんなの力になりたい、でも自分の力が足りな過ぎて情けないと思っているあなた、あなたはきっとあなたが思う以上に大きな優れた力を持っている。だから、批判・批評はおいといて、その自分を応援して思い切りやってみさせて。きっと驚く。

願わくば、一緒にあなたを丸ごと応援してくれる友やパートナーに恵まれますように。

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