2.CODE:RED

2.CODE:RED
作詞 作曲 ヒジカタナオト 編曲 ドラマチックアラスカ

強がりの先に未来はあったのか
誰も待ってない歌に意味はあるのか

誰かのせいにして
時代のせいにして
「自分は自分だ」とかと逃げ隠れた

弱音じゃ背中は押せないし
腐って沈んでいた
のは自分自身だった

僕たちは
ただただ美しい
一等星の未来に向かいたいだけ

今はまだ
ノヴァの言い訳だ
命を灯すあなたに

近付いて
遠のいて
近づいて
近づいてる

抱え切れないほどの
夢や希望があった

誰かのせいにして
時代のせいにして
「全部」やったと我先退場した

今なら 「分かる」 「できる」 がある
「嫌い」 と向き合い超える
のは自分自身だろ

都会の明かりも
灰になった言葉も
僕に価値なんてなくて

僕らが燃やし焚べるべきものは
心、感情

強がりの先に未来はあったのか
誰も待ってない歌に意味はあるのか

すでに灯った赤信号の先へ
そこで何色を灯そうと思うか

僕たちは
ただただ美しい
一等星の未来に向かいたいだけ

今はまだ
ノヴァの言い訳だ
命を灯すあなたに

近付いて
近付いて
近付いて
近付いてる

強がりの先に未来はあったのか
誰も待ってない歌に意味はあるのか

強がりの先に未来があったんだ
自分があなたを守ろうと思った

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コードレッドとは、病院の院内火災を意味する隠語、とのことです。
もうこの1年ほど、大阪府の新型コロナ警戒信号がずっと「赤」 だったり、東京都ではレインボーブリッジが「赤」で照らされたりと、この1年半ずっと政治に「赤」という色を意識させられたことでこのタイトルをつけました。 

コロナ禍でも許された範囲でライブを続けてきましたが、デビューから8年にも関わらず恥ずかしい話、厳しい時にはお客さんが1桁になってしまうこともありました。社会の医療や経済の状況も危険信号だけれど、自分たちのバンドだって危険信号なんじゃないか。

お金だって、手応えだって。

1人でも必要としてくれる人がいるなら歌いたいと思いたいけれど、本当にそんな綺麗事を言っていられる場合なのか。でも真っ直ぐ目の前のやるべきことに取り組むメンバーを見ていると、そういった迷いは無くなったし、1年半脱落者が誰1人として出るとなく、4人が同じ方向を向いて歩きました。

全部を周りのせいにしていた黒歴史も含めて、まだまだやり直せるんじゃないか。
この宇宙の歴史でいえばどれだけ短い時間なのだろうか。まだまだ僕たちは超新星爆発の途中。

赤信号が元に戻った時、それは緑信号になるのではないと思います。
僕なら何色に灯そうか、あなたなら何色に灯すのか。みんな違うと思う。

聴いてくれた人の見えた色を、僕は知りたいです。

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