6. 生きているのは

作詞 作曲 ヒジカタナオト 編曲 ドラマチックアラスカ

息をするように会話したり
歩くみたいに歳を取ったり

いざって思えばすぐにぎこちなくなってしまう
「なんとなく」では生きることはむずかしい

ひとつ言葉に込めたことも
同じ温度じゃ伝わらない

1人1人が違うってことだって分かってる
分かっていても分かりたくはないこと

悲しいのは
生きているから
君が泣いたら
僕も泣いてる

遠い日の空
同じように見えたらいいのに
僕たちは今
生きることを続けてる

「話せば分かる」なんてことは
絵空事ってことも分かってる

歩み寄りたい 気持ちが心に芽生えたら
生きてるうちに諦めたくはないだろう

寂しいのは
生きているから
君が眠いなら
僕も眠るよ

遠い日の空
同じように見えたらいいのに
僕たちは今
生きることを続けてる

遠い日の空
同じように見えないけれど
僕たちはまた
生きようと...

愛しいのは
生きているから
君が笑えば
僕も笑う

うれしいのは
生きているから
君が生きるなら
僕も生きるよ

遠い日の空
同じように見えなくていい
僕たちは今
生きることを続けるよ

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これも「人間合格」と通ずるテーマの楽曲です。人間から出る全部の感情を理解したいし認めたい。
けど心の状態を、言葉 を介して(言葉を使うしかないのに)完全な形で伝えることは難しい。

それに加えて同じものを見ても、その見え方は1人1人で違うしまたその思い浮かんだ感想を言葉で...

という風にわかり合いたいのにわかり合えない因果の中で僕たちは 生きています。

もっと、「わかり合えない」ことを前提にわかり合おうとすることで、良い未来に辿り着けるんじゃないかなという想いを込めました。