オットー_ネーベル

折々の歌詞(120)

目の裏側で/ミルクこぼれて/あふれ出したんだ/“愛という憎悪”

  THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

「スモーキン・ビリー」(1998)インスピレーションが発し、美と真実を感受するのは常に身体の表側ではなく、背骨から頭の先にかけての「裏側」であり、特に「憎悪」は「目の裏側」。
「ミルク」の色彩、におい、味覚を想起しつつ、ここに現出した唯一無二の「憎悪」の感覚を把握せよ。

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