平成に読んで良かった、これからのデザインのヒントになる本

こんにちは。デザイナー(平成生まれ)のSasaki(@toshiyassk)です。

平成の最後に、これまで読んできた本を振り返り、印象に残っている広い意味でデザインに関わる本をまとめてみました。


構想力の方法論

「どうしたらこの世界が変えられるのか?」という問いをベースにした、木を見ながら森を想像する力、論理分析からは出てこないアブダクティブな知的創造プロセスであるデザイン的な思考、アートの持つビッグピクチャーを描く力について書かれています。
デザインスキルの研究」の参考にもしました。


ストーリーとしての競争戦略

戦略をストーリーとして語ること、ありふれたストーリーの構成要素の「つながり」の面白さについて書かれています。デザインや研究のプロセスにとってのヒントにもなりました。


ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

ビジョナリー・カンパニーにとっての最高のプロダクトは会社である。

実際の企業の事例が書かれていて、自分たちのチームのミッション、ビジョン、バリューなどを考える際に参考になりました。


ピクサー流 創造するちから

いいアイデアを二流のチームに与えたら台無しにされる。二流のアイデアを優秀なチームに与えたらそれを修正するか、捨ててもっといいものを思いついてくれる。

アイデアよりも人に価値があるということ、組織のデザイン、デザインするリーダー像についての気づきを得られました。
ピクサー関連で『PIXAR 〈ピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』も読みたいと思います。


21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由

創造モードへのスイッチ、日々の気づきを組み替えやすい形で残す(0→0.1くらいの作業)習慣から全てがスタートするというデザインの態度が参考になりました。
著者の佐宗さんの『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』も良かったです。


Q思考

知っていることの大半が変更を迫られ、あるいは廃れてしまう時代にあって、「自分は専門家だ」と自信を持って言えるためには、「学び続ける人」でなければならないのだ。

問いの重要性、問いの幅を広げること、これから何を学ぶべきなのかを考えるきっかけになりました。
MITの石井さんの言葉を思い出しました。



ビジネス・フォー・パンクス

クラフトビールはパンクという価値基準を実現するための手段でしかなく、パンクというコンセプトは具体的な行動を想起させるメタファー。

スコットランド発祥のクラフトビール会社、ブリュードッグの自分たちの価値観や情熱を顧客に伝えるためにやったことが詰め込まれています。
ブリュードッグのビールは好きでしたが、ブランドの視点でもっと研究したくなりました。


まとめ

振り返ってみると、これからのデザインにとって「ビジョン」「ストーリー」「組織」「問い」などのキーワードが重要になるとあらためて思いました。

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Toshiya Sasaki

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