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20230216-19_何処かに参る 2

 4時頃目が覚めて二度寝。6時から「銀の湯」が男性用になるのでそれに合わせて朝風呂。他に人がいなかったので快適だったが、ここは貸切用なので狭い。これで旅館の4つのお風呂コンプリート。
 7時に朝食。やたらと白米と食べるおかずが多い。陶板焼きには分厚いベーコン。朝からガッツリ食べてしまった。のんびりしたいところだが、8:20のバスに乗るので荷物をまとめて早めにチェックアウト。ギリギリで帳場が混み合って遅れたら困る。バスは1時間に1本だ。とはいえ、外は寒いのでロビーで時間を見計らって出発。


鉛温泉バス停より


 花巻駅で指定券を発券。快速「はまゆり1号」で遠野へと向かう。キハ110系のこの列車は、リクライニングシートを備えた指定席があるのだ。運がいいと自由席でも同じ装備になるが、ここは確実性をとりたい。山を超え、雪原の中を進み、1時間弱で到着。遠野駅にはみどりの券売機がないので、先に窓口で後の行程のきっぷを発券しておく。天気もいいので、コインロッカーに荷物をパージして、歩くことにした(そもそも、いい時間にバスがない)。見て回るところはたくさんあるが、今回の目的地とは反対方向なので立ち寄るのは、遠野八幡宮のみ(徒歩約40分)。ここは、特産のホップを使った和紙の御朱印がある。限定なので手に入れることはできなかったが、ホップ和紙気になる…。

キハ110系
釜石線綾織駅付近
遠野八幡宮


 お参りを済ませて、さらに歩くこと20分。やってきたのは「遠野食肉センター 遠野本店」。遠野ジンギスカン!開店直後で、先客は一組だけ。まずはビール。ラム肩ロースとラムホルモン。追加で、ラムランプとラムスペアリブを追加。うん。やはり羊はいい(*´Д`)

ラム肩ロースとラムホルホン
ラムランプ肉
ラムスペアリブ
遠野冷麺

 がっつり食べて、帰りはタクシーで遠野駅まで戻る。駅前の観光案内所兼お土産屋で多少買い物してから列車待機。快速「はまゆり3号」で更に東に向かう。


 釜石線最大の難所、仙人峠。地図を見ると分かるが、Ωというかヘアピンというか不思議な形に線路が敷かれている。なにしろ、300mの標高差があるのでこうでもしないと通せない。ここがつながったのは戦後(1950年)である。列車に乗っているとずっとトンネルなので気がつかないかもしれないが、陸中大橋駅から見上げると遥か高いところに通ってきた赤い鉄橋が見える(写真撮り損なった><)。
 1時間弱で終点釜石に到着。時間の関係で駅前のラグビーボールだけ撮って、三陸鉄道リアス線に乗り換え。車両は #Thank You From KAMAISHI ラッピング。宮古まで1時間ちょっとかけて北上する。元々、宮古-釜石間はJR山田線の区間だったが、2011年の東日本大震災で被災して、2019年、復旧後の運行開始に合わせて三陸鉄道に移管された。海の近くを走るが、車窓から海岸が見える箇所は意外に少ない。また、新しく嵩上げされた駅や、巨大な防潮堤を見ることができる。

釜石駅
三陸鉄道


 宮古に到着したら、JR山田線に乗り継ぐのではなく、106特急バスに乗ることにした。これなら、宮古で1時間半弱時間が取れるうえに、盛岡には先に到着することができる。とはいえ、浄土ヶ浜まで行くにはちょっと厳しい。駅前の「蛇の目 本店」でおやつ飲みすることにした…が、カキフライと刺身を頼んだら、自動的にご飯と味噌汁がついてきて早い夕食になってしまった(よく見たら、同じ組み合わせのセットがあったのでそちらだと思われたのだろうw)。美味しかったけど、ちょっと苦しい…。

菱屋酒造「千両男山」
牡蠣フライとお刺身セット


 三鉄ショップで少し買い物してから、バスに乗り込み。予約不要で乗れるが、WEBで予約しておくと割引があるし、優先的に乗せてもらえる。国道106号は、部分的に盛岡宮古道路と一体化していて特急バスなら1時間半程度で移動することができる(急行バスやJR山田線だと2時間以上かかる)。雪の影響もなく、ほぼ定刻で盛岡バスセンターに到着。今日の宿は、このバスセンターの上にある「ホテル マザリウム」。少ないとは言え、雪の残る道を重いカートを引いて歩かなくて済むのは大きなメリットだ。
 チェックインすると、バンクツイン(2段ベッド)のシングルユースからテラスツインの部屋に大幅アップグレードされていた。広いヽ(´ー`)ノ グレー系のシックな内装。部屋にはシャワールームのみで、風呂は大浴場を利用する。カードキーで宿泊エリア自体の出入りも制限されているので、セキュリティ面でも安心感がある。
 期せずして早い夕食を摂ってしまったので、軽くビアパブへ。これも、バスセンター内にベアレンの直営店がある。素晴らしいw キャッシュオンスタイルで、カウンターとフードコートエリアがある。フードコートなら別店舗の料理も注文できる。ソロなのでカウンターに陣取る。ビールは、ベアレン主力のクラシックと、ピルスナー系がいくつかメインでつながっていた。他にもシードルを飲んだ。おつまみのビアせんべい(南部せんべいに醤油とホップのタレを染み込ませたもの)が美味しかったので、お土産にいくつか買ってしまったw 店長に「明日、お昼から材木町で寒中よ市があるから是非!」と誘われた。

岩手コモン
東北原料100% ピルスナー
ポールスターファームソーセージ3種盛り
ベアレン クラシックと揚げ冷麺
トラッドゴールドピルスナー
ドライシードル
ビアせんべい


 いい気分になって、部屋に戻り。シャワー浴びてベッドでゴロゴロしているうちに寝落ち。


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