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Drug dispenser

近所の内科医にて

受付婆:Nさん、診察室にお入りくださ~い。

私:はい。(診察室に入る)先生こんにちは。

先生:はい、こんにちは。今日はどうかしましたか。

私:薬がなくなってしまったので取りに来ました。

先生:ああ、マイスリーね。じゃあ、今日はうちの方で出しておきますから。

私:(やっぱりこの先生、ゾルピデムに関しては院内処方を薦めてくるな…)はあ、わかりました。じゃあよろしくお願いします。先生ありがとうございました。(待合室に戻る)

受付婆:Nさん、お待たせしました~。本日はXXXX円になります。それからこれがマイスリーで~す。

私:ありがとうございます(は?なぜか先発品が処方されている?)。あ、これってお薬手帳にも書いておいてもらえませんか。

受付婆:いや~、ウチで書くと追加料金がかかっちゃうんですよね~。この医療費明細書を切って貼り付けておいていただけますか~?


何と言えばいいのか、本当に街の診療所っていうのは、いかにして楽に小銭を拾うかということしか考えてないんだよな。しかし、マイスリーって調べてみると先発品はいまだに59.2円もしているが、後発品は最も安いもので16.8円しかしないわけだが。したがって、1か月分処方すると丸めて180点で、後発品を処方するよりも120点、患者自己負担にして360円も多く支払っていることになる。もちろん健康保険の負担は840円だ。

オレはレストランでも、会計のときに明細なんかは見ないで言われた金額を支払うタイプだから、いまさらでもあるのだが、医療機関でありながらここまで見事に「商売感」が出てくるとあっぱれとしか言いようがない。もちろん、こちらとしても相手を「医療用医薬品の自動販売機」ぐらいにしか思っていないのではあるが。

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