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宇宙ビジネスの未来 第3巻のプロット

宇宙ビジネスの未来について、第1、第2巻を発刊しました。第3巻について検討中です。

内容のプロットを考えています。


① 宇宙ビジネスの分野で有望なものは

宇宙ビジネスは、新しい分野であり、将来的に多くの機会があります。以下は、宇宙ビジネスでキャリアを築くためのいくつかの選択肢です。

宇宙工学:ロケット、宇宙船、人工衛星、宇宙ステーション、探査機などを設計、開発、製造するための技術やシステムを開発するエンジニアリング分野です。これには、航空宇宙エンジニア、電気工学者、機械工学者、材料科学者などが含まれます。

宇宙コマース:宇宙旅行、宇宙ツーリズム、宇宙スポーツ、宇宙商品の販売など、宇宙ビジネスの商業的側面を担当する分野です。これには、マーケティング担当者、ビジネス開発担当者、法務担当者、金融担当者、プロジェクトマネージャーなどが含まれます。

宇宙物理学:宇宙の力学、重力、天体物理学、宇宙線、天文学など、宇宙の物理学的側面に焦点を当てた分野です。これには、天文学者、物理学者、宇宙物理学者などが含まれます。

宇宙法:宇宙における規制、国際法、契約、知的財産権、安全性など、宇宙ビジネスに関する法的側面に焦点を当てた分野です。これには、法律家、法務担当者、契約担当者などが含まれます。

これらの分野は、すべて宇宙ビジネスにおいて非常に重要です。参加する人のスキル、興味、経験に基づいて、これらの分野のいずれかに焦点を当てることができます。また、宇宙ビジネスに興味を持ち、業界に参入することができる多くの異なるキャリアオプションがあります。


② 宇宙ビジネスで儲かる分野は

宇宙ビジネスは、まだ新しい分野であり、一番儲かるビジネスは現時点で明確に定義されていません。しかしながら、宇宙ビジネスには潜在的に高い利益があり、以下は、一般的に高い利益を生み出す可能性があるいくつかの宇宙ビジネスと考えられます。

衛星通信: 衛星を使用した通信システムは、世界中のさまざまな場所に信号を送信するために使用され、世界中の企業や政府機関などの需要があります。

宇宙観光: 宇宙旅行は、高価な体験であるが、数十億ドル以上の市場規模が予想されており、需要が高まっています。

宇宙研究・探査: 宇宙研究や探査は、新しい発見をもたらし、人類の知識を拡大することが期待されており、政府、民間企業、研究機関などからの資金提供があります。

宇宙の環境監視: 宇宙を監視することで、地球の気候変動や天災の予防など、多くの分野に貢献できます。

宇宙鉱業: 宇宙には鉱物資源が豊富に存在し、地球外鉱業による採掘が期待されています。

以上は、宇宙ビジネスにおいて一般的に高い利益を生み出す可能性があるいくつかの例です。しかし、宇宙ビジネスは、まだ発展途上の分野であり、多くのリスクや課題が存在します。従って、将来的な成功のためには、リスク管理、革新的な発想、資金調達などが必要になります。


③宇宙鉱業の可能性

宇宙鉱業は、宇宙から資源を採掘することで、人類の地球外資源利用の可能性を探る分野です。宇宙には、地球には存在しない貴重な鉱物資源が存在する可能性があります。たとえば、金属、希少金属、プラチナ、水、ヘリウム3などが含まれます。これらの資源は、宇宙開発に必要な素材として、あるいは地球上での需要に対応するための補完的な資源として利用されることが期待されています。

宇宙鉱業の技術的課題としては、以下のようなものがあります。

採掘技術の開発:採掘作業を行うためのロボットや機器の開発が必要であり、作業環境が過酷であるため、高い信頼性や耐久性が求められます。

資源の発見:採掘可能な鉱床の発見は、探査ミッションの設計や、宇宙船の輸送計画に重要な影響を与えます。

輸送技術の開発:資源を地球に運ぶための輸送技術の開発が必要であり、これには大量の燃料や高性能の推進システムが必要です。

経済的な課題:宇宙鉱業には高い初期投資が必要であり、地球での需要や採掘コストとのバランスをとる必要があります。

宇宙鉱業は、まだ技術的な課題が多く、多大なリスクを伴う分野ですが、将来的には、地球外資源の利用に貢献することが期待されています。しかし、地球環境への影響や国際法上の問題、宇宙開発競争なども懸念されるため、慎重な検討が必要です。


④月で行う資源採掘ビジネス

月に基地を建設し、資源を採掘するビジネスは、宇宙鉱業の中でも最も具体的な計画の一つです。

基地の建設
月に基地を建設するには、まず打ち上げロケットや宇宙船を利用して必要な機器や資材を輸送する必要があります。基地を建設する場所の選定、基地の機能や設備、維持管理に必要な人員の配置、エネルギー供給方法などが重要な要素となります。

資源の採掘
月には、酸素、水、ヘリウム3、チタンなどの資源が存在します。これらの資源を採掘するには、採掘技術の開発が必要です。例えば、酸素や水は、氷の層の下に存在する可能性があり、ヘリウム3は月の表面に存在することが知られています。採掘にはロボットや掘削機などの機器が必要であり、採掘に適した場所の選定や、採掘方法の検討が必要です。

資源の加工
採掘した資源は、加工して利用可能な形にする必要があります。例えば、酸素や水は、火力発電や宇宙船の推進剤などに利用されます。また、ヘリウム3は、核融合発電などに利用されることが期待されています。

資源の輸送
月で採掘した資源を地球に輸送するには、輸送技術の開発が必要です。現在のところ、月面から地球に輸送する方法は、ロケットによる打ち上げが唯一の方法です。しかし、将来的には、月周回軌道上にスペースエレベーターを建設するなど、より効率的な輸送方法が考えられています。

以上が、月に基地を建設して資源を採掘するビジネスについての概要です。しかし、技術的・経済的な課題が多く、高い初期投資や長期的なビジネスプランが必要です。

以上は地球の場合ですが、異星人の活動について、以下は分かっていることです。

異星人達はすでに太陽と土星に接近して、資源を収集していることが確認されています。太陽系に資源採取を目的として巨大宇宙船が多数接近しています。

太陽系外では恒星のエネルギーを丸ごと採取するダイソン球が構築されているようです。さらに、星の資源を利用して巨大宇宙船の製造や補修サービスを行う基地が宇宙望遠鏡により発見されています。


⑤資源採掘の費用

月の資源を採掘するビジネスの打ち上げ費用は、実現するビジネスの規模や計画によって大きく異なります。以下は、月の資源採掘における一般的な費用についての概要です。

基地の建設費用
月に基地を建設するための費用は、数十億ドルから数百億ドルにもなると推定されています。基地の建設に必要な機器や資材を打ち上げるためのロケットの費用、基地の設計や建設、維持管理に必要な人員の費用、エネルギー供給方法などが費用の要因となります。

資源の採掘費用
月の資源を採掘するためには、採掘技術の開発やロボットや掘削機などの機器の開発・製造費用が必要です。資源採掘に適した場所の選定や、採掘方法の検討、人員の配置なども費用の要因となります。

資源の加工費用
採掘した資源を地球で利用可能な形にするためには、加工設備の開発や建設費用、加工技術の開発費用などが必要です。

資源の輸送費用
月で採掘した資源を地球に輸送するためには、打ち上げロケットの費用が必要です。現在の打ち上げ費用は、1kgあたり数千ドルから数万ドルになるとされています。

総合的に見て、月の資源採掘に必要な費用は、膨大なものとなります。ただし、宇宙探査技術の発展や民間企業の参入などにより、従来よりもコストダウンが可能になる可能性もあるため、今後の技術革新や市場の動向によっては、より効率的なビジネスが実現される可能性もあります。


⑥月の資源採掘から得られる利益

月の資源採掘による売り上げについては、現在はまだ正確な予測が困難であり、市場価値が不確定なため、様々な見積もりがあります。

例えば、月の表面に豊富に存在するヘリウム3は、地球のエネルギー需要を満たすための核融合燃料として期待されており、価格は現在、1グラムあたり数千万円から数億円にも上ると推定されています。他にも、月の表面には鉄、アルミニウム、チタンなどの金属資源が存在し、地球上で需要が高い産業や技術の製造に用いられることが期待されています。

ただし、月の資源採掘には大きなコストがかかり、現在の技術水準では、資源の採掘・加工・輸送に関するコストが高くつくため、売り上げがコストを上回るビジネスモデルを構築するのは難しいとされています。しかし、技術革新や市場の変化により、将来的にはより効率的なビジネスが実現される可能性もあるため、市場価値が確定するまでには、今後の技術発展や市場動向を注視する必要があります。

以上は地球の場合ですが、私の観察による、異星人達の活動を見ると以下のことが分かります。

①巨大宇宙船の編隊が宇宙を移動している。
②宇宙船を製造組み立てする宇宙空間に浮かぶ基地が観察されている。
③宇宙船にエネルギーを補給する、基地がある。数千キロメータの長さの桟橋がチューブの連結により構成されている。破損した部分の修理が行われている。
④宇宙船が移動する際、通過する通路が作られている。光によりガイドしているようだ。光のチューブが張り巡らされている。スペースハイウエイと呼べる。
⑤資源が無限にあるため、惑星をくるむような巨大構造物が作られる。建設の労力はロボットであろうか。
⑥異星人達にとって宇宙はビジネスの場として確立されているようです。また、異星人達の生存をかけた活動のような気がします。


以上がプロットの一部です。

宇宙ビジネスの第3巻としてまとめたいと思います。
宇宙ビジネスは宇宙SFになりそうです。

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