平成が終わるので「オトナ帝国の逆襲」を見た話

こんにちは、とそちかです。
もう平成終わりも間近ですね。自分はこのような機会だったので過去の哀愁とそれとの決別がテーマになっているクレヨンしんちゃん「オトナ帝国の逆襲」をもう一度見ることにしました。

感想としては本当に素晴らしい映画だと思います。90分の尺でギャグシーンから感動シーン、野原一家や春日部防衛隊の見せ場まで全て描けているのが凄いです。無駄なシーンが無い印象です。

自分がこの映画を初めて見たのは恐らく小学生の頃でしょうが、その頃はまだ過去に対する哀愁という感情がいまいち理解できておらずあまり映画の趣旨を理解できていなかったと思います。

現在はもう20を越えておりますがその状態で見直すと過去を美化する登場人物の感覚がわかって来たような気がします。
この映画の素晴らしい点として単なる過去の賛美では終わらず現在、未来への展望まで繋げている点があげられるでしょう。
どうしても"昔は良かった"という感情に支配されがちですがそれに対して今を生きている子供が立ち向かう構図になっているのが良いですね。

前半はギャグがメインですが、後半になるとひろしが記憶を取り戻すシーン、野原一家が未来を賭けて戦うシーンなどシリアスな話にシフトしていきます。
これまでのクレヨンしんちゃん映画はギャグメインのものが大半だったので (ちなみに自分は暗黒タマタマが一番好きです) 大人に向けたメッセージをここまで盛り込んだシリアスよりの内容になっている本作はアッパレ戦国大合戦とともに異端な作品だったと思われます。(最近のしんちゃん映画は感動系もそこそこあるみたいですね)

敵であるケンが特殊な力などを使わず知能で戦う相手である、
決着の付け方が直接対決ではなくタワーを登るだけといった異色な構成も何も持っていない子供が大人たちの心を動かして勝敗が決まる、という決着に結びついておりかなり活きているような気がします。

後、ラストシーンで野原家をバックに夕日を映すことで昭和の街の夕日と対比になるようにして締めてるのが良いと思いました。

クレヨンしんちゃんの映画は三分ポッキリ以降はロボとーちゃんしか見ておりませんが、機会があったら最近の映画も見てみようかなと思いました。
そういえばロボとーちゃん再放送するみたいですね。

本作の監督である原恵一氏の新作であるバースデー・ワンダーランドも見てみたいなーって思いました。

以上で自分が再度オトナ帝国の逆襲を見直した際の感想を終えます。
これからも何か見たらその感想を書いていきたいと思います。

筆者のTwitter:@tosochika

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とそちか

普段はMAD動画を作っています。MADのお話や見た作品の感想などを書いていきます。
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