U21イタリア代表の現在

はい。U21イタリア代表についてです。現在、セリエAのクラブでレギュラーポジションを獲得している選手もいるので、そこをチェックできるかもしません。

試合について

現在、U21ユーロの本大会への予選リーグが実施されていて、イタリアは、予選突破を決めている。詳しくはこちらでどうぞ。同組にはアイスランド、アイルランド、スウェーデンなどの欧州中堅もいたが、なんとか突破を決めた。

さて、年代別のイタリア代表について簡単に語ると、戦術的には年代別でも同じようなゲームモデルを採用することを協会は狙っていた。しかし、今のイタリアフル代表は451、3241を攻守で併用するような戦術を採用している。フル代表が少し特殊な戦術を採用していることもあって、年代別代表チームとしての姿勢は統一し、その布陣については選手の質に合わせるといった狙いがある。

現在、U21イタリア代表は当初433の布陣を採用していたが、現在は3142、532の布陣を採用している。要因としてはサイドアタッカー不足と守備が不安定であったことが挙げられる。当初の433でもクトローネというFWをサイドに起用していたが、クトローネはサイドアタッカーというよりもセカンドストライカーといったタイプだ。さらに、この世代にはスカマッカ、ピナモンティのようなポストプレーを得意とするFWが多く、サイドアタッカーは少ないため、3トップの継続よりも2トップの3142へ落ち着いたのだろう。また、守備の不安という点ではU21EURO予選リーグの第6試合アウェー、スウェーデン戦で3-0で敗戦したことも布陣変更に大きく影響している。

注目選手

今季セリエAで出場機会を獲得している選手も多くいる。ジェノアの長身ポストマンのスカマッカと、レジスタとして将来を期待されるロヴェッラ

カリアリのフィジカルが強いサイドアタッカーのソッティル。スペツィアのダイナモとしてスタメンとして活躍しているポベガ。ヴェローナのレギュラーCBロヴァト、ミランのリザーブCBガッビア

将来が楽しみな選手がセリエAでチェックできるのは、個人的にも嬉しいし楽しみだ。


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