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【「助っ人」が実力不足で困った話】新米林業屋とてお

どうも、新米林業屋とておです。

新米林業屋の僕が林業についての情報や仕事や子育て、人生について考えていることや感じていることなどをお話ししています。

助っ人。独立をされた方、個人事業主、もしくは一人親方など、そういった呼ばれ方をしている方で、自分たちの現場に助っ人として参加してくれる方というのがたまにいらっしゃいます。

この助っ人なんですけど、助っ人なので、例えばそこの現場を進めていくときに人が足りないとか技術が足りないとか、そういったときに助けてほしいわけですよね。

何かが足りないからそこの穴埋めをするために助っ人をお願いするわけなんですけど、その助っ人として来てくださる方の実力、最近来てくださる助っ人さんの実力が、正直あまりにも低すぎるというか、全然仕事が進まないんですよね。

「お、新米のくせに偉そうな口叩くじゃないか」って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、見てもらったら僕の言っていることが絶対にわかると思います。誰が見ても足りてないと思います。実力がね。

どんなに、何歩譲っても、あれはちょっと実力足りないよねって多分皆様思われるんじゃないかなー?と思うくらい仕事が進まないんですよね。

その方自体はとても物越しの柔らかい、いい人だと思うんですけど、お話とかをしていてもコミュニケーションもしっかりとれる方なので、人としてはすごくいい方だなって思うし、独立をされたっていうこともあって、僕個人的には応援したいなって思えるような人柄というか、「独立すごいですね!」みたいなお話もさせてもらったし、応援したいなって思ってはいるんですけど。

ただやっぱりそれとこれとは話が別というか。仕事はきちんとやってもらわないと、モヤモヤする部分がどうしても生まれてしまうというか。

助っ人で来てもらっているから言えないんですよね。僕から「もっとこうした方がいいですよ」とか、「もっとこういう風にしてみたらどうですか」とか、「こういう道具使われた方がいいと思いますよ」とか思うことはいっぱいあるけど、あくまで外部の方なので、僕が突っ込んで言えないというか。

そこはその助っ人を依頼した方が、自分の上司とかですよね、その現場を仕切っている方がきちんとその助っ人の方の能力を判断して、注意するのか、それとも今後お仕事を依頼することを少し検討するのか、そういった判断をしていただきたいなって思います。

だから、直接僕からは言えないし、なかなかね、関係性もあると思うんで。だから、自分としてできることは、僕ができる最大限のパワーを使って、現場をガンガン進めて、その実力差を見せつけて、圧倒的に追い詰めるというか。

「いや、助っ人で来てもらってるんですよね?これくらいしてくださいね」っていうのを見せつけてやろうって、僕の中では何かメラメラするものがあって、めちゃくちゃ頑張りました。

これだけ差があるよ、それにおそらく僕、あなた様より経験は浅いと思います。ですが、これくらいはできます!っていうのを何とか暗にアピールして、もっと実力をつけてほしいなって。偉そうですけどね。ほんと偉そうですけどね。とっても偉そうですけど。それくらい実力不足というか。

すごいなと思ったんですよ。独立をしたことに関してね。単純に独立して自分で立ち上げてっていうのはすごいなって思うんですけど。

自分とかだったらやっぱり、「自分にはそんな実力がない」とか、「まだまだ勉強不足」だとか、「もっともっと技術を高めていかないと」とかっていうのを冷静に考えてしまって、「まだ独立なんてそんなできないよ」って思って二の足を踏んで、そういう独立とか起業するとか、なかなかそういう一歩は踏み出せないんですけど、その方は踏み出しているっていうわけなので、そういう面では本当にすごいなって思う。

でも冷静に考えて、やっぱり仕事を依頼するわけなので、ある程度実力がないと仕事を取れないよなとも思うし、一応ね、その方を呼ぶためにも会社のお金を使って呼んでいるわけなので、お金支払ってきてもらっているわけですよね。

だからある程度やっぱり仕事を頑張って進めてもらわないと、そのお金もったいなくないですか?

そのお金を置いておいて、自分たちの実力を上げて、もしくは自分たちの会社に新しい人を雇って、その人を育てていく方がお金の使い道として、「会社のお金の使い道」として正しいんじゃないかなって思うんですよね。

実力不足の人にお金を払い続けるんじゃなくて、ちゃんと自前で育てていける人員というのを用意して、そこにお金を投入していく方が絶対賢いと思うんですよ。

そういった努力をしているのかもしれないけど、それでも集まらないから、こうやって実力の足りない方にも声をかけないといけない、という状況があるのかもしれないけど、やっぱりお金もったいないよなって僕なんかは思っちゃうんですよね。

その助っ人の方のいけないところは、僕とかと話していて、「〇〇の作業は苦手なんですよね」とかって言っちゃうこと。これ絶対NGだと思うんですよね。

元請けの会社さんとか協力会社さんの従業員に自分の弱点を晒すというか、「こういった作業が苦手です」、「こういった作業はできません」っていうのを、もちろん本当にできないことはできないって言ってもいいと思うんですけど、「苦手です」とか言っちゃうと、なんでこの人に仕事を頼んでるんだろう?ってなおさらなっちゃうというか。

僕が話しやすいからそういうことを言ってくれるのかどうかわからないんですけど、例えば僕にそうやって、「こういう作業苦手なんですよね」って言っちゃうと、例えば僕から上司とかに、「あの人こういう感じの作業苦手って言ってましたよ」とかって、周りに言いふらしちゃったりすると、その人に仕事来なくなりますよね。

「こういうこと苦手なんだ。じゃああの人に頼むのやーめた」ってなっちゃうじゃないですか。

だからある程度は何でもやっていかないとダメだと思うんですよね。技術も上がっていかないし、知識も上がっていかないし。

自分で仕事を取らないと仕事が無いわけなんで、雇われとは違うんでね。会社にいたらある程度いろんな作業、現場を叩くことができますけど、それを自分でやっていかないといけないので、「これは得意、あれは苦手」もちろん個人の中ではあるとは思いますが、でもそうは言ってられないでしょって。

全部の能力を上げていかないと仕事って取れないんじゃないかなと思うんですよね。ましてや、元請けの会社さん、協力会社さん、そこで働く従業員の方に「自分はこれが苦手です」ってポロッと言っちゃうみたいなのは、うーん…いかがなものかなと僕は思うんですけどね。

自分がそういった立場になったときに、わかんないですよ?起業するかとか独立するかとかそんなのわかんないですけど、今後、そういった状況になったときにはやっぱり「やります!」とか「できます!」ってなるべく言えるように、技術とか知識を深めていきたいなという風に、その方を見て思ったというお話でした。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。本日もご安全に。ほなまた!

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