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【優柔不断なリーダー。その特徴や問題について】新米林業屋とてお

どうも、新米林業屋とておです。

新米林業屋の僕が林業についての情報や、仕事や子育て、人生について考えていることや、感じていることなどをお話ししています。

優柔不断。物事の決定に時間がかかったりとか、ああでもない、こうでもないと悩むことが多い。僕もどっちかというと優柔不断の方ではあると思ってはいるんですけども。

現場の指揮を取る方、マネージャーであったりとか、チームのリーダーであったりとか、そういった、「誰かを率いている人」が優柔不断である場合、その下で働く人たちからの不満が出やすいなぁと最近感じています。

優柔不断な方がリーダーである場合、まずスピード感がないんですよね。

段取りを組んでいくときとか、作業を進めるときとかに、確認しないといけないこと、その現場の指揮を取っている方であったりとか、チームのリーダーであったりとか、確認しないといけないことがある。

そういったときに優柔不断な部分を出されてしまうと、なかなかその次に進めない。

これどうすればいいですか?って確認したときに、「どうしようかねー?」「どうしたらいいんかねー?」って悩んでしまう。

こっちが質問しているのに、「どうしよう?」、「どう思う?」とか、それはもうそっちで判断してもらわないとこっちは困るんですけど!っていう案件とか、そこで意思決定をしてもらわないと先に進めないんですよ!って思うんですけど、そこはもうその人に合わせるしかないんで、困ったもんだなぁと思いながら。

なっかなか先に進まないのでスピード感がないんですよね。だらだらとしてしまう。

で、同じことを何回も確認したりとか、同じ話を何回もしたりとか、「これどうしたらいいかな?」「あっちの方がいいかな?」「どう思いますか?」「やっぱりこっちですかね?いやでもこっちかな?」みたいなことで何度も何度も行ったり来たりというか、同じことを繰り返すような場面があったりします。

これもスピード感がない、というところと繋がってくるんですけど。

そうして話している中で結局、「結論が出ないまま先に進む」ことになるんですよね。

ああでもない、こうでもない、その場のリーダーが意思決定せずにウダウダしていると、しびれを切らしたベテラン作業員さんたちが、「もう作業入るよ!!」、みたいな感じで作業をはじめてしまって、結局その後、作業工程の中で確認しないといけないことがあって、その都度確認しないといけなくなるみたいなね。

そういったことが起こるので、結論が出ないまま先に進むと、後々面倒くさくなるんですよね。

なので最初にバシッと意思決定をして、キチンと道を示してほしいんですが、優柔不断な方の場合、そこがどうしてもグズグズ、グダグダとなってしまう。

そして、常に曖昧、具体的な案がなくて、その意思決定も他人任せであることが多いのではないかな?と実感しています。

「〇〇さん、これどうしたらいいですか?」「〇〇さん、これどう思いますか?」「〇〇さんのやりたいようにやってもらっていいんですけど」とか、こういったことをリーダーもしくはマネージャーが、現場のベテラン作業員さんに対して言ってしまう。

現場にいる人間からすると、その決定は「その場のリーダー」もしくは「その場のマネージャー」、「現場の指揮をとっている方」に判断してほしいわけですよ。

具体的な話が全くなく、例えば「この現場をいついつまでに終わらせる。」とか「今現時点で、他の現場がどうなっているのか」、「他に現場が何箇所あるのか」、「この現場が終わったら次に何かが待っているのか」、「新しい現場を確認しに行かないといけないのか」などなど、そういった具体的なことを説明することなく、そして優先順位、今何が大切で、今一番やらないといけないことは何なのか。その次に待っているものは何なのか?っていう優先順位とか、そういった具体的な説明とかもなく、現場のベテラン作業員さんに対して「〇〇さんどう思いますか?」「どう進めていきましょう?」、「どういう段取りでいきましょう?」っていうのをそのリーダー、マネージャーが問いかけてしまう。

現場としては分からないんですよね。具体的な情報が一切ないので。「どうしたらいい?どうしましょう?どういう段取りでいきましょう?」って聞かれても、具体的なこと言ってくれへんかったら何にも判断できひんよ!!っていうのが現場の意見だと思うんですよね。

だから、決めないといけないことはその場のリーダー、マネージャーが決めないといけないし、各種情報を持っているのはそのリーダー、マネージャーであるわけなので、何か自分以外の意見が欲しいんであれば、自分が持っている情報っていうのをちゃんと明確に出して、優先順位を決めたりしてね。「この現場が終わったら次にこういうことがあります」とか、「この作業に関しては、この工程の次にはこの工程が待っていて…」とか、そういう具体的なことをしっかりと示してもらわないと、尋ねられても答えようがないっていうような状況になってしまうんですよね。

本当にこの「優柔不断なリーダー」、「優柔不断なマネージャー」っていうのは見ていてすごく勉強になるなと思うんですよ。これは褒め言葉ではないんですけど。

「自分はこうはならないぞ!!」っていう反面教師というか、「ああ、なるほどな。こうなると現場から不満が出るんだな」っていう勉強。

実際、僕は現場で直接あんまり愚痴らないように気をつけているんですけど、やっぱり周りの一緒に働いているベテラン作業員さんとか他の作業員さんとかから、「スピード感がない」とか「結論が出ない」とか、「具体的なことがない」とか「他人任せ」だとか、僕がこうやって思っていることを同じように口々におっしゃられるんですよね。

そりゃそうだよな、と。さっきのやりとりで何にも解決してないもんな…って僕自身も思うし、なるべく愚痴を言わないように現場では気をつけているので、優柔不断なリーダーへの不満っていうのを僕が口にすることっていうのはあんまりないですし、誰かが愚痴を言っていてもあまりのっからないようにするようにはしているんですけど、ただあまりにもみんなの愚痴が出過ぎる。これはちょっとリーダーとしてはしんどいなって思う。

ただそこでね、「あの人は本当にダメな人だな…」だけで終わってしまうと僕にとっても何にもメリットがないので、反面教師としてありがとうございます!って。ダメな上司を演じていただいてありがとうございます!勉強になります!っていう良い方になんとか捉えて、今回の話にあったような人にならないように気をつけよう!っていう風に思うようにするというか。

皆さんの周りにはいらっしゃいますでしょうか?優柔不断なリーダー、優柔不断なマネージャー。

なかなかね、振り回されることが多いかもしれませんが、「なるほど!こういうことをすると不満が増えるのね!」という反面教師として、「いい情報をありがとうございます!」と、ポジティブに捉えられるように頑張っていきましょう。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。本日もご安全に!ほなまた!

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