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株式投資で気持ちよく損切りする方法

最も抵抗があるもの、それは損切り

損切りというのは、非常に抵抗があります。
人間、悪いことは先送りする傾向があります。
しかし、株式投資では、早く動かないと資金が尽きてしまうでしょう。
私もそうでした。
しかし、これから説明する損切り方法を実施してから、抵抗なく損切りできるようになりました。

その手法とは?

それは合わせ切りです。
併せ切りと書いたほうが漢字的には正しいのかな?
利益が出たら、その利益の一部を損切りに差し上げます。

例えば、A株を500株持っていて、含み損1万円だとします。
B株で1万円の利益を出しました。
そのときに、1割の1000円分つまり50株も手放すのです。
1万円-1000円=9000円の利益が残ります。
A株は残り450株となり、含み損9000円に減りました。

実は損失は思ったより少ない。その理由は

さて、この合わせ切りでは1000円の損失を確定させたのでしょうか?
いいえ、違います。
株の利益には税金がかかります。
それは所得税と住民税合わせて20%です(計算しやすくするため復興特別所得税は省いています)。
合わせ切りをしない場合、1万円の利益といいつつ、そこから税金を引くと、残るは8000円です。
しかし、損切りも同時実施すると、9000円の利益ですので、そこから税金引くと残るのは7200円です。
あれ?1000円分の損切りしたのに、実際の損失は800円ですんでいます
そうです。利益が減ったので税金も軽くなったのです。
合わせ切りによる損切りは、思ったより傷が少なくなります。

信用取引では、こまめな損切りは必須

私は信用取引していますが、この合わせ切り手法を始めてからは、信用余力に余裕ができ、追証の心配も少なくなりました。
信用余力が無くなり、やむをえず手放すと、なぜか暴騰するものです。
余力を維持するのはとても大切です。

勝つよりも負けない投資を

資金不足で退場しては意味がありません。
こまめな損切りは大事です!

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