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インターンシップとアルバイトの違いについての討論

こんにちは。
現役男子大学生のととです。これから日常生活で思うことなどをちょくちょく更新しようと思っています。よろしくお願いします。

先日、僕はインターンシップに参加することになりました。大学の授業で、単位認定される形式のインターンです。第一希望の企業に行く事が出来るようになったのですが、問題はその前の事前学習にありました。以下が事前学習でのやり取りです。

先生
「インターンの意義について考えよう。君達はどうしてインターンに行くのかな?」

生徒A
「実際の職場を体験してみる事で学ぶ事があるからだと思います」

先生
「でもそれはアルバイトとどう違うのだろう、教えてほしい」

生徒B
「任される仕事の違いだと思います。インターンの方が正社員に近い仕事を任されるのではないのでしょうか」

先生
「良い意見だね、でもアルバイトの方がお金が発生する。責任の面でいえば重いから、任される仕事もアルバイトとインターンは大差ないのではないかな」

生徒C「確かに、僕のアルバイト先でも、インターンの受け入れはしていますが、インターン生の動きが悪くて苛立つ事があります。体験のような感覚で、怒られる事も少ないのであまり良いイメージがありません」

生徒C
「そう考えると、インターンとアルバイトの差は目的意識の違いにあるように思います。インターンは学びを目的として、アルバイトはお金を目的としているのではないでしょうか」

先生
「しかし、アルバイトでも学ぶことはあるよね。アルバイトはお金のためだけにするものだ、という人間が多いとは限らない。むしろ学ぶためにアルバイトをしている人だっているだろう」


僕は答えに詰まってしまいました。一体何の為にインターンに行くのだろう。インターンしか出来ない仕事がある、というのも何か違う気がしました。必死で探せばアルバイトでも同じような仕事のできる場所は見つかるはずです。それならばどうしてインターンに行くのでしょう。

就職活動の面接の段階で、インターンにいった経験を生かして…云々という事を言う為に、「インターンに参加した」というある種実績のようなものの為に行くのでしょうか。大学が就活予備校化している中、インターンシップの意義がもう一度問われ直されています。アルバイトも多様化し、限りなく二者の距離が近づいているように感じます。僕自身は、お金が発生しないからこそ、むしろ責任がなく、気楽に学ぶ事が出来ると考えています。お金を意識していたら分からない、そんな視点を得る事もできるでしょう。

この問題について、みなさんはどう考えるでしょうか。あなた自身、あるいはあなたのお子さんが将来インターンに参加するかもしれない。その時に、インターンとアルバイトの違いをしっかりと考え抜いてから参加するものでありたい、そう思うわけです。