情報の整理に向けて


自分の情報の整理をアプリ毎にいろいろ考えています。

私にとっての情報整理の目的は「文を書くこと」。ブログをもっと真剣に書いて行きたいのと、さらにその上の目標として「本を書く」というのがあります。

目的をもって、選ぶ
今回、いつもブログや書籍を拝見している小田やかたさんの下記の書籍にとっても影響受けました。

普通の個人の知的生産のための情報管理術


この本で、情報を集めることやその整理も、きちんと「目的」を持ってしないと、破綻するし続かない、ということがわかりました。

昔の自分が続かなかった訳
今までを振り返ってみても、情報整理のために複数あるアプリを「何を」「どう」使おうかと、思考錯誤を重ね、実際にやってみても、数週間で、やらなくなってきました。

「なぜ、自分は自分の決めたように続けられないんだろう…。」といつも悩んでいました。

何のための情報整理?
この本でわかったことは、情報を整理する上で、はっきりした「目的」を持ってアプリを選んだり、そのフローを考えたりしていなかったからです。

いろんな本やブログを読んで、「どのアプリがあれをするのに向いている、これをするのにやりやすい…。」ただ、そんな理由でアプリを選び、中にはサブスクリプションで年間契約として1年分先に払っておいて、結局は続かず、使っていない…。

そして一年後にまた同じことを考えはじめ、一から情報管理の方法を本を買ったり、ブログ読んだりしながら考える訳です。

そこで救世主現わる!
ただ、今回は「普通の個人の知的生産のための情報管理術 」に、まず出逢えたことがよかった!

その本で学んだこと。

何のために情報管理をするのか?自分が何をしたいからか。(←ここが目からウロコでした)まず、なんのためにが重要だったのです。

私はブログをたまに書いていますが、もっと書きたい。そしていつか本が書きたい。

「知的生産の役に立てるために情報管理がしたい」のでした

このメモは何に使うのか
また「メモ」を取るにも「メモ」の目的があるはずです。その「メモ」の目的に応じて、アプリを選ぶ。(←ここも目ウロコ。読書中の気づきメモと、帰りに卵を何円以下なら買って帰ろう、というメモは違う目的ですよね…)

そこから、情報管理システムの見直しを始めました。

そしてそれから、アプリ放浪記
しかし、それからもいろいろ思考錯誤あり。
インストールを繰り返しながら、漂いつづけています。

ただ、闇雲にではなく、「普通の個人の知的生産のための情報管理術 」にも小田やかたさんが実際にしようされているアプリや、それをどのように使用されているのか、も書かれていましたので、それをもとに、自分なりに足したり引いたりをして、試してみました。

目的を決めて、アプリをそのメモの目的に合わせて選ぶ

難しいのはメモの「流れ」を考えること。まずメモを取ることから始め、そのメモの目的に合わせて、次のアプリに渡します。最終の目的である「知的生産に役立つメモ」かどうかによって、そのメモの行き先が変わる感じですね。

読書中の気づきメモと、帰りに卵を何円以下なら買って帰ろう、というメモは、最初の入り口は一緒でも、たどり着く場所は違うのです。

メモの入り口は全て同じ
Draftsというアプリは、その入り口となるのにピッタリです。

思いついたときにすぐメモが取れる起動性と、そのメモを次のアプリ(その目的にあったアプリ)にさっと共有できる機能。

頭にパッと思い浮かんだことを、「えーっとこれはきっとこの目的に使うから、このアプリを探して、新規シートで…、あのタグをつけておいて」なんてやっていたら、頭に浮かんだことはその時点で鮮度を失い、悪ければ全て忘れてしまいます。

そして、どうせまた思いだすだろう…として、結局永遠に闇に葬られてしまうのです。

知的生産のための、アプリのスタメンを決めよう
そして、どんどん情報管理メンバーのスタメンが決まってきました。

  • Draft…メモの入り口
    Dynalist…アウトライナー。Draftsに入れた中で、「知的生産に関するメモ」ならここで断片を整理して、付加情報を加えます。
    Scrapbox…知的生産メモ醸造ボックス。Dynalistで知的生産を生み出すメモの断片集。ここが1番大事
    Ulysses…Scrapboxの断片集をもとに文章を作る。そしてブログに上げる。今回のシステムから「成果物」が産まれるところです。
    Apple純正メモアプリ…上記の知的生産には関係しないもの全部。生活や家族に関するメモはここに集めます。


しかし、ほぼ、これでいくぞっ、と思っていても、実際に動かしてみると、一日で気持ちは変わります。

まずどのような思いつきや覚えておくことなど、どんなメモもDraftsにいれ、全てのメモの入り口にしよう! と決めていたDraftsが、気分が変わって今のところ、まさかの戦力外通知にしてまったり。

UlyssesがそのDraftsのあとを埋め、今のところ全てのメモの入り口となっています。いろいろ考えるより、実際に運用してみて、使い勝手を感じながら、もう少しアップデートしていきたいと思います。

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