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#63 農家さんのホームページの必要性

さて今週末の5月11日(土)~12日(日)の二日間、新潟市の朱鷺メッセにて、G20新潟農業大臣会合が開催されます。主題テーマを「農業・食品分野の持続可能性に向けて - 新たな課題とグッドプラクティス」として、世界主要20カ国の代表が集まり、次世代の農業を担い革新を起こす人づくりと新技術について話し合われます。

そんな大きなイベント控えているからでもないんですが、農業とウェブについて少し書いてみようと思います。


昨今農業界で6次産業化が叫ばれるなか、独自に商品を開発し、頑張っている農家の方々が増えています。その商品の価値をブランド化し、広く知ってもらうためにホームページやSNSの果たす役割はかなり重要です。

スマートフォンが普及し、現在では誰でもどこでもホームページを見ることができる社会となっています。つまりは人と人とが何らかの情報を共有・推奨する場合に、一番早くて便利なのは「ホームページ」になっているということです。

テレビで見たり、雑誌で読んだものがいくら良かったとしても、それを人に紹介することはそれほど簡単ではありません。私たちは他人に情報を教えるとき、必ずと言っていいほどホームページの情報を利用しています。

つまり当たり前ですが、皆さんホームページの情報を参考にして、ものごとの可否を判断するようになっています。テレビや雑誌も、最後にはホームページへの誘導を促していますよね。農家の生産者も積極的にホームページを使い、直販する時代です。

消費者が食べた農産物を美味しかったと思い、「もう一度食べたい」、「まわりにも教えてあげたい」と考えても、消費者が欲しい情報をまとめたホームページがないとその輪が広がっていきません。

しかもホームページは地域を選びません。たとえば実際に新潟まで足を運ばなくても、ホームページに販売ページがあれば、東京などの人口が多いところからの注文も見込めます。

そして何よりのメリットは、コチラから消費者への情報発信が行えることです。より製品について消費者に知ってもらうことによって、ファンを育てることができます。ホームページで、生産の様子や、生産者の人となりを紹介することによって、消費者へ製品に対する安心感と信頼感を与えることができます。追ってそれはブランド化することができます。さらにSNSも組み込めば、タイムリーな情報を届けることが可能になり、定期的にチェックされる対象となることができます。

いいものを作る事は大切です。しかしながらいいものを作れば売れるとも限りません。

大切に育てた作物を大切に味わってもらいたいのであれば、農家さんはホームページを設けてどんどん生産者としての想いや背景など、メッセージを消費者に伝えるべきです。そして伝えるのに大きな役割を果たしているのがデザインです。そしてそれがブランディングにつながります。


PS.今回のイラストについて
イラストに登場しているキャラクターは、私が考えたキャラクター「オオニクヌシくん」です。以前某得意先に提案したけどボツになって眠っていたキャラクター。髪型に「肉」の文字が意匠されています。もし「うちで使用したい!」という方がいらっしゃいましたらご連絡ください!!フリー(無料)ではないのでご注意ください。

あと、ニャポ太が「卑弥呼さまぁぁ!」と叫んでますが、これを持ちネタにしている芸人、ハイキングウォーキングの鈴木Q太郎は新潟県南魚沼市出身でしたね。

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