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日本ならではの秋の果物

10月26日の記念日【柿の日】
全国果樹研究連合会カキ部会が2005年に制定しました。日付の由来は、俳人正岡子規が、1895年の10月26日に奈良旅行に出発し、「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」の句を詠んだとされることから決めたそうです。柿の販売促進を目的にしています。

柿がある秋の風景、街ではすっかり見なくなったとはいえ、

自分の住んでいる田舎の残る町の中には、柿の木の植わった庭に出会えることがあります。

先日いっしょにお茶をした友人の家にも、大きな柿の木があって、

たわわに柿の実が実っていました。友人曰く渋柿だそうで、

やはりこのあたりの気候だと、干し柿にしてもなかなか甘くはならないそう。

ぐっと冷えて霜が降りるほどの冷え込みとの寒暖差は、

なかなか、こちらでは出くわせないので、「いい干し柿が作れるようになるといいねぇ。」なんて話を、柿の木を見上げながらするのもまた、

秋らしいなぁと感じるところでした。

この柿、外国ではなかなか食べる機会は少ないようで、以前ALTの方に柿の英語読みを尋ねたら、「パーシモンと出るけど、パーシモンと日本の柿は全然違うから、日本の柿は、カキと言った方がいいと思う。」

と教えてくれました。

日本で独自の進化をとげた、上品な甘さの柿。秋に一度は食べておきたいものですね。

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