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当事者としては、心底有難いものなのです

2月10日の記念日【左利きグッズの日】
左利きグッズを扱う菊屋浦上商事株式会社さんによって制定された記念日。社会生活で左利きの人が感じているような道具の使いづらさを解消するための左利き用グッズの普及を目的としているそうです。以前はこの2月10日は、日本では「左利きの日」だったそうなのですが、世界的な左利きの日が8月13日であることに合わせる流れで、2009年に「左利きグッズの日」と改称されたとのこと。

わたし自身も左利きなのですが、本当にこれはよくわかる。と頷きながら今日の記念日について調べていました。少々気の頃は、まだまだ「左低意識」の強い田舎で過ごしたので、保育園にいるときに鉛筆を持つ手は幾度となく右に持ち替えさせられ、小学校に上がったら箸も矯正すると言われて、子どもながらに辛かったのを覚えています。結局小学校に上がると、箸どころじゃない。まずは鉛筆できちんと文字が書けるようにならないとと、習字に行かせられた所までが矯正のプログラムだったでしょうか。箸などはそのまま放置の結果、「書く」作業は右手で、それ以外は左手でという、何だかどちら利きなのか自分でもはっきりと言いにくい状態になってしまいました。ですが、右手で書きながら、左手で消すと言う事ができるので、これはまぁ便利か、と思って大人になった今は気に入っています。

さて、左利きグッズですが、今では、あらゆる商品が左利きグッズとしても作られていることがわかりました。自分などは自身の経験から、はさみと、お玉くらいかなと思ってしまっていましたが、これは素晴らしい事です。左利きを良くないものとみる習慣は、大人になっていくにつれて薄れていっているを感じていましたが、こうして改めて商品の多さをみると、良い社会になっって来ているのだなと感じます。

また近年の動画が誰でも発信できる状況の中で、ミラー機能で動きが左利きになる動画も、こっそり有難いです。

右も左も優劣などはなくそれはその人が生きやすいために身についた個性なのだから。もっともっと浸透していくといいなぁ。



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