見出し画像

小さく強い彼らこそ、実は地球の支配者かもしれない

6月4日の記念日【虫の日・ムシの日】
マンガ家の手塚治虫さんらの呼びかけで作られた「日本昆虫クラブ」によって制定された記念日。一方で、2018年に記念日協会に申請された登録は、解剖学者の養老孟司氏らによって行われたそうです。養老氏によって建立された虫供養のための「虫塚」では、毎年多くの昆虫採集家が集って法要を行っているとのこと。そして、福島県常葉町の常葉町振興公社さんは「ムシの日」として制定しており、こちらは、カブトムシを軸とした町おこし事業を展開しているのだそうです。

虫と言っても到底ひとまとめにはできないほどに種類も数も多種多様に存在しています。その小さな体が発揮する身体能力や学習能力の高さは、サイズからの比較で言うと他の動物とはけた違いのものであり、種の存続のために無駄は徹底的にそぎ落とされた、機能美の集大成のような体は、美しさの極みのように感じることがあります。

そういった、虫達に惚れこんでとことん夢中になる人が多いのもうなずける。そんな虫達ですので、もしかすると、体のサイズが彼らよりはるかに大きいだけの、私たち哺乳類を含めた他の動物たちなど、おそるるに足らないのかもしれません。堂々と生き抜く姿は、今日も私たちの営みの何十倍もの速さで、この星を蠢き、盛り上がらせてくれているのかもしれませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?