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ゼロから学べるマインドマップ

トトロのとなりです。
定期的に皆さんが明日から使える情報、雑学をご提供しております。

1. 背景

最近は3歳になる娘と絵本を借りに毎週地元の図書館に行っており、その際に私が借りたい本も一緒に5冊ほど借りて読むのが習慣になっています。
どの本も面白くて、とてもタメになるものばかりなので、毎日の読書が本当に楽しみになっていますが、如何せん5冊/週読んでいると、次から次へと新しい知識が入ってくるため、前に読んだ本の内容はどんどん忘れていってしまいます。
最近これが非常にもったいなく感じており、なにかいい方法を模索しておりましたところ、「マインドマップ」がまさに求めていたツールだと分かりましたので、今回みなさんにもどのようなものか共有したいと思います。

2. 概要

今回は「読んだ分だけ身につく マインドマップ読書術」(大岩俊之 著書)を基に、マインドマップをご紹介したいと思います。
この本を読んだ目的は、「読んだことを記憶に残す方法を知りたい」ためです。結論から申し上げますと、

マインドマップで、頭の中を整理でき記憶できる

ことは間違いないです。今回は実際にこの本を題材に、マインドマップで本の内容を記憶する方法を実践いたしましたので、実例を基に方法を解説したいと思います。

3. マインドマップとは

はじめに、マインドマップとはイギリスのトニー・ブザンが提唱した思考・発想法の一つで、頭の中で起こっていることを目に見えるようにした思考ツールとなっています。より記憶に定着させるには、手書きでいろいろな描き方のルールに従って実践するのがよいとあるのですが、最近では便利なPCソフトやアプリなどのデジタルツールが出ているため、私の所感としてはそちらを使用した方が入りやすいと思います。ちなみに今回私は「xmind」というソフト(無料)を使用しました。

4. マインドマップ実例

それでは早速、マインドマップがどいうものなのか、私が描いた例をご覧ください。

本の外側

5. マインドマップ読書術 具体例

上記のマインドマップは、本を記憶するための手法の一つで、本の外側を整理していくことで記憶に定着されます。具体的には以下の5項目を整理します。

① 本の内容
② 帯
③ 著者のプロフィール
④ 本の前後
⑤ 目次

例えば、今回の本のご紹介をマインドマップに沿って解説してみます。

① 本の内容
タイトルは「読んだ分だけ身につく マインドマップ読書術」。
著者は大岩 俊之さん、発行年月日は2015年9月16日です。
約4年前の本となっています。

② 帯
帯には、その本で伝えたいことが端的に示されているため、こちらを見ることは非常に重要となります。例えば、今回の帯は以下のような内容です。

ボーイング、IBM、ディズニー、BMW、ナイキなども研修で使用したマインドマップ。
記憶し、整理し、発想が広がり、目標達成ができる方法。
マインドマップにまとめて、読書をビジネスに、将来に活かそう。

③ 著者のプロフィール
本を読む上で、著者がどういった人なのかを知ることは非常に重要です。
人は同じ内容でも誰から伝えられたかで、感じ方が大きく変わってくるからです。そのため、今回もより詳しくまとめております。

著者は、理系出身で大学ではAI(人工知能)を学び、ITエンジニアとして就職するが、人と会話することの方に魅力を感じ、営業職へ。その後、電子部品メーカー、半導体商社などで、自動車部品メーカー、家電メーカー、パチンコメーカー向けの法人営業を経験。いずれの会社でも、必ず前年比150%以上の営業数字を達成。200人中1位の売上実績を持つ。
現在の仕事は3つで、伝え方プレゼンスクール校長、法人営業コンサルタント、若者戦力化コンサルタントとなっています。
非常に読書家で、年間300冊を読んでおり、速読やマインドマップの技術を習得している。

④ 本の前後
「はじめに」の部分と「おわりに」の部分を最初に読むことで、著者が伝えたいことが大体分かってきます。そのため、中身を読む前にまずはこちらを読むことが読書をする上でのおすすめとなっています。例えば、今回の場合は以下のような内容です。

「はじめに」
著者は「成功者は皆読書家である」ということを知り、速読やマインドマップをスキルとして取り入れたということ、特にマインドマップは読書において非常に有用なツールであるため、読書をして読んだ内容を記憶に残したい方は是非ご活用いただきたいということが書かれています。
「おわりに」
読書とマインドマップの関係が非常に相性がよく、記憶に定着させ、行動を起こさせ、目標を達成できるようになる旨と、奥さんと小6子ども(双子の男女)にはとても感謝していることを書かれています。

⑤ 目次
最初に目次をまとめることで、本の内容が入ってきやすくなり、記憶に定着しやすくなります。

第1章:マインドマップの基礎知識
第2章:こんなにすごい!マインドマップの優位性
第3章:誰でも分かるマインドマップの描き方とルール
第4章:読書マインドマップを描く
第5章:目標達成するためのマインドマップを描く
第6章:さらなるマインドマップの有効利用法

6. おわりに

以上が、本の外側を整理していくことで記憶に定着させる手法を使って、マインドマップにまとめた結果となります。私の体感的にもこれを描くか描かないかで、かなり定着度は変わってくると思います。

皆さんも是非手書きでもパソコンでもいいので、実践してみてください。


最後にもう一度、今回のマインドマップから得た学びを一言でいうと

マインドマップで、頭の中を整理でき記憶できる

みなさん、今日も良い一日を。




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