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【第三回】Squad beyondというデジタル広告のプラットフォームビジネスについて/我々は何と戦い、誰と進むのか


Googleが同じことやってきたらどうしますか?Facebookがやってきたら?


私はピッチイベントには参加したことがないのですが、ピッチに出場すると審査員からそういう事を聞かれると聞いたことがあります。(真偽不明)

自分ならどう答えるかなーと考えて最初に出てきたのは、

「そんなもん知らん」

でした。目的や課題の認識とプロダクトの性質まで寸分たがわぬことを彼らのリソースでやられたらたぶん勝ち目が無いから考えたくないです。

もう少し考えてみて出てきた答えは、少し質問とズレますが

「儲からないからやらないんじゃない?」

「儲かるようになった頃にはひっくり返せないんじゃない?」

です。
FacebookができたときにはMySpaceがあったし、なにで儲けるの?と思われてたし、あとからやってきたGoogle+はFacebookに勝てなかったし、スタートアップとはまあそういうもんだろうと。
確実にある市場で儲からなそうだけど必要なことを儲かるまでやったら飛び抜けるんじゃないかなと思ってます。

なので、スピードを犠牲にしない範囲で必要以上に勝負を焦らず粛々と自分たちのやるべきことをやります。

競合は「WEB広告20余年で積み上げられた業界の常識そのもの」


自らも常々言っていますし、ありがたいことにお客さんから一番良く言ってもらえる言葉なのですが

「Squad beyondに代わるものがありません」

導入前など他者のツールとSquad beyondのイチ機能を比較されることがありますが、実際に使っていただくと驚くほど多くのユーザーが同じことを言ってくれます。

では実際に、浸透を阻害する要因があるとすればそれは、既存のやり方を変えたくないという心理です。しかし、これは深く考察すると、心理というよりは変えられない現実の方が理由としては大きいように思います。

人手で解決してきた故の人員の多さや、そういった人員を育てられない業務フローであったり(そもそも育てる前提じゃないからそりゃそう)、第一回でも書いた「シームレスでない」「不透明」「情報の非対称性を利用する」ことで作業や独自情報を源泉に収益を得ている企業が少なからずあるからだと思います。
もちろん、そういった企業を否定しているわけではありません。収益を得ている以上誰かの課題を解決しているのは間違いないです。

しかし、対価として考えたときに、本当に妥当な価値のアウトプットを出せているか?と考えると疑問が残るのも事実です。

そういった人たちにとっては、人が最小限で済んだり、同一プラットフォームでコラボし可視化されるプラットフォームは不要な存在かもしれません。

そういった、過去の当たり前こそ我々が戦う相手だと考えています。
デジタルの仕事がもっと良くなるのに超えなければいけないのは、もともとあるデジタルの仕事そのものです。

宇宙兄弟の大好きなシーンの一つ

もっと良いものにしたい、もっとカッコイイ仕事をしたい、もっと世間に貢献したいという気持ちをさんざん邪魔して足を引っ張り続けたのは、結局過去の自分の実績そのものでした。


積み上げてきたもので勝負しても勝てない。
積み上げてきたものに勝負を挑まないと勝てない。


結局我々は、自ら積み上げてきたものを超えるなにかを作り続けていかなければならないと思っています。
ルール然り、プロダクト然り、技術然り。

今までやってきた実績を引っさげて「これぐらいは稼げるか〜」という考え方では、「なんとか生きてる」ぐらいができることで、それではスタートアップの意味はないのかなと思っています。

「過去10年すごいことを成し遂げてきたけど、それが陳腐になるぐらい次の10年が楽しみ」

という生き方をずっとしていきたいと思っています。


誰とともに進むのか


まだ調達もしていませんし、今流行りの領域でも無いし他のスタートアップからしたら「なんかよくわからないこと言ってる」になるでしょう。

ただ、事業は確実に成長しており、2022~2023年に海外進出もします。
僕の考えは、
「誰も手がつけられなくなるまでは誰にも注目されないぐらいで丁度いい」
のようなものが根底にあります。
誰でもできるレベルの成功で悦に入りたくないからです。

なのでメディアに出ることやnoteを書くこと、SNSでの自分を強くすることは極力避けてきましたが(単におもろくない説もアリ)、最近お会いする採用候補者の方のレイヤーがグンと上がっている気がしています。

「どこの会社も欲しがる人がSIVAを選んでくれる」

には、事業の成り立ち、強み弱み、目指すところ、トップである僕の考えを知って貰う必要があると考え今回noteを書きました。
(もちろん既存メンバーもだいぶ増えてきたので改めて歴史や考えを知ってほしいのもある)


■ここまで読んでくれた方へ

ここまで読んでくれた方は、きっとかなりの変わり者です笑
是非一緒に働きましょう。

僕らのやろうとしてることも、とっているアプローチも少し変わっています。
でもそんな僕らの持つ少し変わったところになにかしら共感してくれた方だけが最後まで読んでくれていると思っています。

そんな、

「濃い経験を持ち、洞察力に長け、思慮深く、強い共感力を持ち、情熱に燃え、目に見えない第三者の課題を解決して、次の10年で偉大な会社を作りたいと思っているみなさんと」

僕は一緒に働きたいと思っています。

どんな形でも結構です。ぜひ一度お話しましょう。
※ぜひ、note読みましたとお伝え下さい


下記のいずれかから連絡をもらえると嬉しいです。

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