「働く意義」というテーマで小論文を書いてみる

現在、友人たちが総出で就活中だが、聞くところによると小論文を書かなければならないらしい。

なんだそれ。受験かよ。


バカバカしいと思いながら聞いていたのも束の間、その友人から「添削をしてほしい」という依頼を受けてしまった。

わーうれしいなー(棒)


で、さすがに自分で書けなきゃ添削も出来ないだろうと思い、今回はなんとなーく「働く意義」というテーマで小論文を書いてみようと思う。

ちなみに、僕個人の粗末な考えでなく、わりとガチで就活に使えるように書くので、そっち系のオピニオンを期待している方々には申し訳ありませんと、前もって謝っておく。


それでは逝ってみよう!(めんどくせぇ)

(ここからはじまり)

近年、大学を卒業して就職しないという人が増えているという。データでも卒業する大学生が卒業後仕事をしていなかったり、入社から一年以内に仕事を辞めていたりという人が約30%を占めるというのだ。そして理由の一つとして「働く意義が分からないから」があることに私は衝撃を受けた。

もちろん、家庭の事情で就職できない人や体調を崩して仕事を辞めてしまったということもあるだろう。場合によってはブラック企業に入社してしまい、ひどい環境で心や体を悪くしてしまったという話も聞く。最悪、新入社員が自殺してしまうというニュースも流れたときには私もひどく心を痛めた。

しかし、私にとっての働く意義は楽しいからではないかと思う。というのも、私は大学在学中に合唱サークルに所属していて、そこで就職した先輩と触れ合う機会が多かったのだが、そこで先輩が言った一言が非常に心に残っているからだ。ある日曜日、サークルが終わり、部室で仲間たちと過ごしていると、久々に先輩が大学に遊びに来たのだ。そこで先輩に仕事について私が「仕事は大変ですか?」と尋ねたとき、「大変だけどすごく楽しいんだ」と目を輝かせて言った。その瞬間、私は「ああ、仕事って大変なんだろうけど、この人は本当に楽しんでいるだな。成長していく感覚が楽しいのだろうな。」と感じた。

確かに今の世の中いろいろな要因で、仕事が出来なかったり、就職が出来なかったりということもあると思う。その中で時代の流れに敏感な大学生が「働く意義がない」という印象を抱いてしまうのも無理はない。ただ、それでも私は「仕事は大変だけど楽しい」と言った先輩のあの輝いた目に希望を持ちたい。そしてまた、その希望を現実に変えるために、御社で楽しく仕事をしていきたいと私は考える。

(以上732文字)



どうでしたか?ざっと30分くらいで書いてみたんですが、参考になりましたかね?

まあ、実を言うと序盤に出した30%っていう数字も、先輩が「大変だけど楽しいんだ」っていったエピソードも、

全部、嘘なんですけどね♡


大体ね、こんなものは口八丁手八丁で良いんですよ。

嘘もそれっぽく書けば本当っぽく見えるんですから。

とりあえず、全体の流れとして起承転結構成をぶっこんで、社会的問題を取り上げて、数字を出して、「日々のニュースもチェックしてるんだよー」というアピールもいれて、あとはそれっぽい熱いストーリーを盛り込んで、最後に「御社で働きたいですー」って媚びておけば、万事オッケーでしょ。

もし文字数が足りなくてどうしようもないときは、先輩ストーリーをインターン先の社員に変更すれば軽く800文字くらいは超えるのではないかと・・・。

まあ、地味に先輩と仲良くできるんだよっていう、あったかストーリーはウケが良いと思うので、CVを目指すならその辺は譲れないかもね。


というわけでこんなもんでいいかな?シュガー。(←友人のニックネーム)

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