【デッキ紹介】温故知新ジラサンピカゼクver.2019夏
こんにちわ。
今回ドリームリーグ環境後半に私が使用したピカゼクデッキの紹介をします。
ジムバトル5回出場して2回優勝、準優勝1回、同じ構築で友人が1回優勝したので、ピカゼクデッキとしてはなかなかな成績を叩きだせました。
オルタージェネシス環境でこれを使うか未定なのもあり、備忘録として残しておきます。
【デッキレシピ】
ジラサン軸のピカゼクです。ピカゼク採用のジラサンとも言います。
そもそもジラサンピカゼクで検索すれば、色々記事が出ています。
ピカゼク、ジラサンが共に全盛期だった2019年2月から3月くらいには、ちらほらと記事を見ることができます。その後、ジラサンはサンダースやウルトラビースト、ピカゼクはGX型が主流になり、両者トップメタからは脱落しました。
ドリームリーグ環境で、ジラサンとピカゼクをもう一度組み合わせる意味を生み出したのが、ドリームリーグで登場したメイでした。
簡単に言うと、メイからカプ・コケコ◇、サンダーマウンテン、基本エネルギーを持ってくることで、メイ1枚からピカゼクがフルドライブを撃つ準備ができます。ハンドと場次第ではエネルギーつけかえを持ってくることもできます。手貼りするエネルギーも持ってこれるのも完璧です。
メイの登場により、ピカゼクを使用する準備をメイ1枚でできるようになりました。しかしメイを使用するためには、ポケモンが気絶する必要があります。そこでジラサンと組み合わせることで、序盤はサンダーで攻めて、中盤メイからピカゼクを展開するプランが組み上がりました。
【ゲームプラン】
① サンダーで序盤のテンポを取ります。
② ゲーム中盤でピカゼクを投げるタイミングを伺い、メイからピカゼク起動パーツを揃え、フルドライブを放ちます。
③ フルドライブのエネをピカゼクにつけ、タッグボルトを狙います。
ピカゼクを投げるタイミングを作るカードとして、リセットスタンプを2枚採用しています。ハンドを流すことで、ピカゼクを返される可能性を少しでも下げます。
ピカゼクがワンパンされる格闘主体やレシリザ、炎ミュウミュウに対して、ジラサンの動きをする事でごまかしが効きます。ピカゼクを使わないという選択肢があるのがこの型の利点です。
特にドリームリーグ環境最大の怨敵であるドリュウズの下技に、サンダーが対抗できます。
サンダーは闘抵抗なので、ドリュウズの下技で一撃で倒されません。絶対有利ではありませんが、マーシャドーやぶれかぶれからのお祈りしかなかった時代からかなりマシなマッチアップになりました。
ピカゼクを使いにくい場合のフィニッシャーがカプ・コケコGXです。ジラサンのフィニッシャーとして昔から採用されていますね。このデッキだとレシリザや炎ミュウミュウといったピカゼクではワンパンしにくい敵に刺さるので、ピカゼクの裏アタッカーとして住み分けできています。
【この型の長所】
とにかく対応力が高くなりました。ピカゼクを切り札としながら、ジラサンだけでも戦えます。
また、GX型の場合、ピカゼクが1発目のフルドライブのエネを自身につけ、タッグボルトを撃って倒された時に、攻めが途切れる危険性がありました。このデッキならサンダーが1エネで動けるので、タッグボルト後のカバーもしやすいのも利点です。
ドリームリーグは非GXが幅を利かせていましたが、サンダーがテンポを取りやすく、戦いやすかったです。最大手のカラマネロシステムにもマーイーカやジラーチを潰しにかかれるので、動きやすかったのもあり、環境的に追い風でした。
【この型の短所】
ピカゼクとしてはこの型のメリットは大きいと思ってますが、ジラサンとしてはやや中途半端です。ジラサンとして動けはしますが、パワー不足で最終的にピカゼクに頼らざるをえない場面もあります。
また、ピカゼクを投げる場面の見極めが難しいです。できるだけ返されないタイミングで投げたいですが、負けた試合で、投げるタイミング間違えたなーというのはよくありました。こればっかりは何回か実戦経験を積むしかないと思います。
【この型の最大の魅力】
この型のピカゼクはゲームを決める本当の切り札としての運用になります。
最後の切り札として颯爽と場に現れ、タッグボルトとフルドライブでゲームを決めるピカゼクが非常にカッコいいです。
ピカゼクに思い入れのある人こそ、一度この型を試してほしいと思います。
【おわり】
次弾以降の環境はどうなるでしょうか。3神は台頭するでしょうか。混沌のうねりはサンダーマウンテンからの展開の障害になりそうです。コアな人気のあるフライゴンGXあたりも出てきそうです。
ただドリームリーグの環境において、色んな型を試しながらピカゼクで戦い、優勝できたのは、今後も環境が変わる中でピカゼクを使っていく勇気が出ました。
次の環境も色々工夫しながら、ピカゼクで戦っていきたいと思います。
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