報道における”オタクバッシング”について

分かりやすい例えを挙げます。

”オタク”部分を、”日本人”に置き換えてみてください。

・「容疑者は、日本人らしい趣味を持っていました」→日本人は、犯罪者予備軍

↑この理屈がいかにおかしいものが、すぐお判りになると思います。

・「マスコミは、日本人が嫌い」→日本人に犯罪を犯す者は存在しない

↑この理屈もいかにおかしいものか、すぐお判りになると思います。


つまり、特定の集団を、全員犯罪者と同一視したり、逆に、犯罪と一切無関係にしたり、することは、そのどちらも現実とかけ離れた、印象操作に過ぎない、ということです。

集団を自身に近しい属性を持つかどうかで分けていると、その集団を無闇に神聖化したり、逆に他の集団を貶めたり、しがちですが、集団である以上均一さは保たれないものであると理解して、個人の行動と集団の属性を安易に同一視しないようにしましょう。

以上、日本人”であり”オタク”でもある”者よりの提言でした。

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