日本における売買春の合法化に関する考察

始めに、ストレートな男性である自分個人は、売春買春いずれについても、合法・非合法の如何を問わず、実行するつもりが無いことを述べておきます。

これは、(1)自分自身のための合法化ではないこと、また、(2)(1)の理由は、”金銭で購入可能である限り、若さも美しさも代替可能である”という女性礼讃とは異なる心理である、ということをはっきりさせておきたいからです。

さて、まず、上の(1)・(2)にも関わらず何故合法化について考察するかといえば、それは、”現実に売買春が行われている”から、です。よって、”現実の売買春が一切無くなる場合には、この考察は必要ない”ということを述べておきます。

次に、合法化を実際に行った場合の関係者のメリットについて述べます。

(1)売春者:”労働者”となるため、雇い主に健康診断の義務が生じること。社会保険への加入が行えること。何より、中間搾取者が明確になること。

(2)業者:合法組織となり、(※風営法の範囲内で)宣伝行為を行えるようになる。

(3)国及び地方自治体:所得税及び、法人税の把握が容易に。また、非合法な売買春の摘発に対する反発が抑えられる。

(4)買春者:行為が合法になる。価格が市場競争で均一になる。

これらのメリットを念頭に、合法化を行うべきであると考えますので、例えば、いずれかのメリットを得られない手段(=特定の団体に権限を与えてしまい、脱退の自由や金額の値下げを阻むことになる)については、それを採択しないよう働きかけ、必要に応じて、合法化自体を一旦停止するほどの覚悟が必要であると、俺は考えております。

以上。

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