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祖母との思い出

育児記録メインのnoteですが
今日は祖母について。

今朝、旅立ちました。
92歳でした。

祖母は実家の隣に住んでいたので
本当にたくさんの思い出があります。

足があまりよくなかったのですが
90歳過ぎるまで
大きな病気もせず、
ひとりで自炊もでき
元気なおばあちゃんでした。
去年、乳癌になりましたが
手術も乗り越え、
家でゆっくりしていました。

しかし足が悪かったので
家の中で転倒することも増え、
他にもいろいろとあって
去年末から病院での生活でした。
コロナに感染し徐々に弱くなってしまい、
昨日は脈もゆっくりになったので
病院に会いに行って来ました。
すごくつらそうな姿でした。
でも声をかけると、
うっすら目を開けて
こちらを見ているかのようでした。
「来たんか」と言ってるようでした。

昨日から祖母との思い出を
たくさん思い返しています。

小さい時は、私が今住んでいる近くに
住んでいてお店もしていました。
母と幼い私と妹と、電車とバスで
祖母の家に行くのですが、
いつもバス停で祖母が待ってくれていました。
2〜3歳くらいだったと思いますが
バスの中から見る祖母の姿を
すごく覚えています。
今日はそのバス停の前を通り、
実家に向かいました。

祖母は本当に強い人で
母(祖母からしたら嫁)のことを
いつも守っていました。
母が近隣トラブルに巻き込まれた時も
怒鳴り込みに行ってました。笑
祖母が隣に引っ越してきたおかげで
近隣トラブルは落ち着き、
穏やかに暮らせるようになりました。

母が留守の時はいつも
「食べるもんあるんかー?」
「お好み作るけど食べやんかー?」
「お芋焼いたでー!好きやろー」
と食べさすことばかり考えてくれていました。
入院する直前まで、
私が行くと「何か持って帰るかー?」って。
本当に世話好きな人だったなぁ。

母のかわりに習い事のお迎えに来てくれたり、
一緒に美味しいランチを食べに行ったり、
買い物に行くとあれもこれも「買いな買いなー」
って買いすぎで困ったこともあったり。。

私が、学校や仕事から帰ると
必ず祖母の家に「ただいま〜」
って声かけるんですが、
いつもの席に座ってる祖母が
チラッとこっち見て「おかえり〜」って
言う姿が忘れられません。

大人になってからも誕生日が近づくと
「これで何かいいもん買いなー」
ってポチ袋にお金を入れてくれました。
私はなんだか貰いづらくて、
祖母と誕生日が近かったので
そのお金でちょっと良いお寿司を
買って行きました。
あまり行く機会がないお寿司屋さんだったので
すごく喜んでくれてました。
「また来年もこのお寿司食べよな!」
って去年も言ったよなぁ。。

いっぱい思い出が溢れてきて
涙もどんどん溢れてきて
本当にさびしいです。
明日明後日ちゃんとお見送りできるかなー。
たくさんありがとうを伝えてきたいと思います。

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