中学3年生からもらった1言で涙腺ゆるゆるになったおはなし。
ハロー、とってぃです!!
昨日、オンラインで授業している中3の生徒さんから、受験終わりにすっごい嬉しい言葉をいただいたんです。
「受験で先生に教えてもらっていた社会が本当にうまくいったんですよね!だから、授業を受けたことを通じて社会の先生になってみたいって思ってるんですよね」
なにげなーい普通の一言なのかもしれないですが、聞いた瞬間に実は涙腺ゆるゆるでした。老けたかな。(書いている今はギリギリ24歳です…笑)
「先生のおかげで社会の勉強に興味を持てるようになったし、学習がうまくいった!」って言われたら、先生冥利につきるというか、、
オフラインの一般的な塾でもなかなか言われない一言ですし、それをオンラインでの初受験生となる子に言われたと思ったら、まさに感無量という言葉がふさわしいのかなと。
(↑授業当時、リアルタイムで更新していたスライドの一例)
自分が担当していた社会という教科は「暗記教科」と言われがちで、努力量に目を向けられがちですが、授業では「出来事の背景」や「その前後のストーリー」などを伝えることを重要視していました。
単語とその内容だけを覚えるのではなく、背景やストーリーから考察し、生徒本人が「出来事について」を考え、自発的に学んでもらうような構成と声かけ、これが功を奏したのかなと。
一般的に先生の仕事は「教える」っていうティーチングがイメージされやすく、そこの力を求められがちだと思っています。ですが、出来事と解説だけ読むなら、本を片手に持てば、どんな人でも授業できちゃいますよね。
なので、僕が授業のコンセプトとして重きをおいているのは「その子の学習濃度をとにかく高める」こと。
簡単に言うと、その子自身が興味を持てるような授業をして、出来事のつながり方を一緒に構成していけば、自ずと記憶への定着度や学習への意欲が上がるということなんですよね。
この生徒さんは僕が週1回のペースを約半年しか授業していないにもかかわらず、点数が大幅に上がったと喜んでくれています。ですが、僕は特段何もしてなくて、「彼自身が頑張れる」ように、「彼自身が頑張ったとき結果が出やすくなるように」構成していただけです。
でも、これが理想の形だと思っていますし、彼が高校へ入学した後も自走できる力を身に付けてくれたことも本当に嬉しく思っています。
もし、彼が本当に先生を目指すのであれば、そういう話もできる先生になってほしいし、彼がもう少し大人になったら一緒に「先生」として働ける場所を作りたい、と改めて思いました。
…やっぱり、僕は教育が大好きみたいですね。
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