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あなたはだあれ

ちょうどいい「近所づきあい」できてますか?居心地のよい関係を保つためにしていることを調査(kufura) - Yahoo!ニュース


近所づきあいの範囲ってどこまでが一般的なのだろう。範囲というのは「家にお邪魔してお茶を飲みながら世間話をする」「ゴミ捨て場などで会ったら挨拶をする」「お土産などを差し上げたり頂いたり」などの範囲ではなく、「向こう三軒両隣」などと表される、自宅からの距離というか、自宅からどれくらい離れたらお付き合いは無いのか、ということである。

たとえば僕の生まれ育った実家の隣家Aさんとはほとんどお付き合いが無い。決してトラブルがあったわけではないし、会えば挨拶はする。しかし旅行などのお土産を差し上げたり頂いたりということは1回も無い。
ところが、実家の隣りの隣り、つまりAさん宅の隣家Bさんと我が家はお付き合いがある。Bさんのご主人が釣りをするのだが、僕が子供の頃、釣りに行く機会があってBさんから釣り竿などをお借りしたのだ。それ以来、なんだかんだと頂き物をする。もちろんこちらも旅行のお土産などを差し上げる。

なぜ隣家Aさんとはお付き合いが無く、1軒(Aさん宅)飛ばしてBさんとはお付き合いが続いたのか。

また実家向かいにある3軒、Cさん宅、Dさん宅、Eさん宅では、Dさん宅とはこれまたほとんどお付き合いが無く(挨拶する程度)、その左右CさんとEさんとはお付き合い(あれやこれや頂いたり、世間話をしたり)がある。
何をきっかけにお付き合いが始まったのか、なぜAさんやDさんとはお付き合いが希薄なのか。さっぱりわからない。

我が家の目と鼻の先にあるZさん宅は、Xさん宅とYさん宅の間の小道を数メートル進んだ奥まったところにある。どうやら、Zさん宅は奥さん、お子さん、おばあさんの3人家族のようだった。こんなすぐ近くに住んでいるのに、奥さんにきちんとお会いしたのは引っ越しの挨拶に来られた時だけで、以降、ほとんど見かけない。
おばあさんは1回も見かけたことが無いし、お子さんは家の近くで友達らしき人と立ち話をしている姿を数回目撃しただけ。

つい先日の早朝、何やら外から物音がして目が覚めた。おしっこに行くついでに窓から外を眺めると、赤い光が見えた。救急車が停まっていたのだ。どのお宅から要請があったのか、誰が運ばれたのかは、少ししてから近所の某さんが教えてくれた。Zさん宅に住んでいる男性が腹痛か何かで運ばれたらしい。

男性…?ご主人はいなかったはずだが、奥さんの恋人かもしれないし、親戚かもしれないし、兄弟かもしれないし、友達かもしれない。そのへんのことはさておき、僕はZさん宅に男性が住んでいることを知らなかった。知らぬ間に、知らない人が住んでいた、というのはちょっと怖いなと感じてしまった。
お互い、手を伸ばせば隣家の壁を触れそうなほどすし詰め状態の日本の住宅街に住んでいるのに、ここまで顔を合わせないというのもすごい確率である。

かと言って、濃い近所づきあいは面倒くさいしねぇ(笑)

#近所
#近所づきあい
#引っ越し



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