坂本龍一セレクション アンドレイ・タルコフスキー監督作:『鏡』『サクリファイス』特別上映会

※「ハニカムブログ 」2017年3月23日記事より転載

坂本龍一さんがニューアルバム「async」をリリースするらしい。

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ちなみに、私はセラピストの前職として某レコード会社で宣伝マンをしていまして、ちょうど当時に「BTTB」が大ヒットしたこともありプロモーションのお手伝いをさせていただいたことがあります。

今回は8年ぶりのアルバム!

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「あまりに好きすぎて、誰にも聴かせたくない」(坂本龍一氏 談)

とのことから、先行視聴や事前の音源配布などが一切ない!という、元レコード会社プロモーターの私からしたら「ヒィーっ」となる宣伝プラン(笑)


が、そんな中いくつかのプロモーション企画が進行しているようで。

その一つが「坂本龍一アルバム完成記念関連イベント」坂本龍一セレクション アンドレイ・タルコフスキー監督作:『鏡』『サクリファイス』特別上映会@TOHOシネマズ 六本木ヒルズ。」


つまり、「キョージュがセレクトしたタルコフスキーの名作を、キョージュと一緒に最高の音響の映画館で見る会」!!


2016年のアカデミー賞を席巻したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督、レオナルド・ディカプリオ主演の大作「レヴェナント 蘇えりし者」。

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19世紀の過酷なアメリカ中西部の森でのサバイバル。

静謐な画像の中にたぎる壮絶な感情。

台詞が極端に少ないその映像に寄り添う坂本龍一さんの作り出す音は、まるで自然音のようでもあり、威厳ある映画特有のまぎれもない「映画音楽」でもあり。

「映画館で観て、聴いてよかった!」と、心の底から思った記憶。


で、その「レヴェナント」。

タルコフスキーの数々の映画へのオマージュがふんだんに散りばめられていたのです。

比較動画に「レヴェナント」のサントラを組み合わせたものがこちら。


「レヴェナント」も、タルコフスキーの映画たちも、どちらも美しい。。。。!!


この映像を見たときから、「タルコフスキーをちゃんと観てみたいなぁ。できれば大音量、大画面で。」と思っていた私。


しかも、今回はキョージュも会場にいらっしゃるらしい!!

「坂本さんセレクションのタルコフスキー作品『鏡』と『サクリファイス』を音にこだわったムジークエレクトロニクガイザインのスピーカーを使っての"極上の音響による上映会"です。通常のboidの爆音上映とはまた違った映画体験をご期待ください。」

ということで、音響も抜群!!

全国の、坂本龍一氏と一緒に映画を観たい人は、行くしかない!(もちろん行きます)

■ 小松ゆり子 official web site
http://yurikokomatsu.com


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