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アクセサリー作家に敢えてガッツリ営業してもらった時の話

私は「新しい自分になりたい時」にイヤリングが欲しくなります。

そしてまたこの発作のようなものがフツフツと沸いてきました。

今回は敢えてアクセサリー作家さんに私に営業をして欲しいとお願いしてみたところ、様々な気付きがあったので、noteにまとめようと思います。


まず、なぜこんなことをしたかというと

①ユーザー目線になってみるという意味
②どういう勧め方(営業)をするのか見たいから
③私と同じ悩みを持つ人にも宣伝になるから

自身も勉強になり、作家さんにもプラスになると考えました。

私の悩みや希望は事前にお知らせしました。

・耳たぶが分厚い
・ピアス穴は無し
・ビビりなので開ける予定もなし
・重さで頭痛がするのが悩み
・でも耳飾り欲しい
・2月生まれなのでアメジスト嬉しい
・ロングスカートやロングワンピが好き

数名の作家さんからリプが届きました。

全ての方のプロフィール、ショップをじっくり拝見させていただきました。また、参考までにリプをいただいていない作家さん(自身で探した作家さん)のショップも拝見しました。その上で、個人的意見も含め、下記のような気づきがありました。

①minneは過去作品のリクエストがしやすい
その作家さんの作品の振り幅が分かりやすく表示されることもきっかけ作りのひとつだと思います。「過去のデザインに新作のこのパーツを組み合わせて作れるかな?」と、作家さんに聞いてみよう!と思うきっかけを作ってくれると思います。

②合わせて買いたいものがあるかどうか
イヤリング変更はできるが、ネックレスやブレスレットなど他のアクセサリーまで取り揃えているショップは少ない印象。「素敵な作品だな〜ネックレスもあったらいいのにな〜」

③世界観は守りつつ幅広いテイストを
これが出来ているショップは充実感が違うと感じました。パンツもスカートも履く人は色んなテイストが欲しいのではないでしょうか?たとえ買うのはひとつだけと決めているお客様でも、たくさんの中からこだわって選びたい欲求を満たしてあげることが購入にも繋がると思いました。
例えばタッセルを使ったピアス作家さんだとしたら、パステル系のふんわり素材シリーズ(3色)、ビビッドカラーのビーズシリーズ(3色)、モノトーンの合皮シリーズ(2色)、など異なるデザイン×異なるカラーでラインナップすることで、それだけで買い手の選択の幅が広がります。どの作品もカラバリが同じだとどれも同じに見えることも。

不安を払拭できる説明文を
例えば「ガラス」と書いてあれば落としたら割れるのかな?と感じてしまいます。他にも、見た目が重そう、素材がわからない、裏側が気になる、写真でサイズ感がわからない、などが挙げられます。

作品が気に入ったから購入に至ったのはもちろんなのですが、結果的に①〜④を比較的満たしているショップから複数点を購入しました。(満たしているから購入したのではなく、結果的にそうなっていたということです)さらに、作品を気に入る以外にも下記について満足したと言えます。

①一番心配な耳が痛くなるかどうかについて、あまり心配せず購入できた
>>>不安の払拭をしてもらえた

②たくさんの中から悩みながら選ぶことができた
>>>こだわって選ぶ欲求を満たしてもらえた

③普段のコーディネートを考えながら、色んなテイストの作品を複数点購入できた
>>>幅広いテイストの作品から選ぶことができた

最後に、今回購入した作品は比較的高めの作品でした。

決してお金持ちじゃないし、お金はできるだけ使いたくはないです。でも、これだけこだわって探したのに、あまりにも安い作品は「壊れても(安いから)いっか」と、雑な存在に扱ってしまうことが多いです。そういうものをリピートしたことは私はほとんどありません。造り手からしても悲しいですよね。
高いものにはそれだけの価値があると感じる人は多いのではないでしょうか。私はこだわりを感じたので、少し高くても買いました。高いと自然と「大事に使おう」と言う気持ちが芽生えるものですね。
さらに言えば、価値を感じられたことで気持ちよくお金を払う気持ちにさせてくれたのだと思います。

【私の心の声】わ!可愛い♥でもちょっと高いな・・・けど他にこれを超えるものが無かったな。希少な素材なら長く大切にできそうだし、高級感もあるから高くても納得だな・・・最近頑張ってる自分へのご褒美ならアリだよね!ポチッ!

ハンドメイドサイトって、自分へのご褒美に、大切な方へのプレゼントに、とっておきの日(デートや結婚式など)のために、こだわって探す方が利用する場所とも言えると思います。私だって「新しい自分になりたい時」だもの、それなりにこだわって探してますよ。笑
魂込めて作品作りをしている作家さんは、売りたいピアスなら2000円台後半〜に価格設定されることをおすすめします。松竹梅に価格設定を分けて、竹に売りたいものを置くのがおすすめです。まぁこれは色々な指南書に書いてありますよね。

私は梅と竹を買いました。松も惹かれましたが初めての作家さんからの買い物だったので、次回のお楽しみにしました。そういう買い方もあると思います。だから松が売れなくても落ち込まないで欲しいです。

そんなこんなで素敵な作品と出会うことができました。ご協力いただいた作家さんには大変感謝いたします。

次の「新しい自分になりたい時」が楽しみです。

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