見出し画像

東北・北陸旅:4日目 高崎 + 総括

↓前日

高崎は東北でも北陸でもないじゃんかという話ですが、この4日目は追加日程なのでご容赦いただきたい。

高崎着(厳密にはここまで3日目)

ホテルを目指せ

無事高崎にたどり着いたが一つ問題があり、「ややホテルが駅から離れている」こと。
生来方向オンチだったり、流石に旅の疲れが出ていたりで判断も甘かったり、道すがらにコンビニがないので遠回りしたらコンビニ出た瞬間に逆方向に歩いていたり(頭が悪すぎる)で、ホテルにたどり着くまでにずいぶん時間がかかってしまった。

Googleマップを頼りに近くまで行ってもそれらしい(ホテルと聞いてイメージするような)建物がないので注意深く周りを見てみると

難易度が高すぎる

初見殺しすぎるだろ
せめて看板を光らせてくれ。明るくなってから周囲を歩いてみると入り口自体は複数あるようでしたがいわゆるホテルのエントランスと聞いてイメージするような入り口はありませんでした。トラディショナルスタイルビジホはこういう感じか。

宿泊場所:高崎駅前プラザホテル
ホテルマンの方は腰が低く丁寧な対応をしてくださったが人生で止まった中でおそらく一番築古のホテルである。当日予約で泊まれる場所を用意してくれたし、古いだけで清掃自体は行き届いていたので文句は言いようもない。

すごい
生家(築55年の団地)よりも古いスイッチだ

遠回りして道に迷ってまで確保したビールを一本飲んで就寝。

4日目

起床

2日連続でホテルに泊まれると睡眠は十分で、この日も朝食に間に合う8時頃に起きられたので朝食をいただく。もっと早く(6時頃)起きるとカレーが食べられるらしい。謎。

出発

夕方には自宅に帰ることを見越してこの日の目的は一箇所に絞ることにしホテルを出発。

改めてのホテル入口 明るいときに見ればわかる…か?


高崎駅から吾妻線/上越線で向かう八木原駅が目的地の最寄り駅となる。前日のことを活かさずに時刻表を調べずに駅に行ったらまた意外と電車が来ないことがわかり、土産屋などで時間をつぶし、11:40頃の電車に乗り込む。少し電車に乗っていくと。新潟よりも早い段階で地方感が出てくる不思議。

12:10頃 八木原駅着。

かなりのどか

目的地には駅から15分ほど歩くことになるが、周りに高い建物がなく、5分程度歩いたら見つけることができた。

写真中央の異様な建物が目的地

花湯スカイテルメリゾート

遠くから場所を補足できていたので特に迷うこともなく到着。


施設近影。近くで見ても異様なものは異様。張り出し部分が男子露天風呂兼外気浴スペース。

やや異様な見た目に反して中に入ると小綺麗なスーパー銭湯。
1Fと2Fしかない施設だが、2Fは普通の建物でいうところの5F、写真でいうと張り出しているところ。普通の建物における2F~4Fは階段かエレベーターが通るだけの割り切った構造となっている。バブル期か?

1Fにはスーパー銭湯に多く備えられているレストラン、理容室、マッサージ施設、たくさん漫画のおいてある休憩所などが完備されているが、休憩所は追加課金しないと入れない仕組みになっている。2Fは脱衣所・入浴スペースのみ。

入浴650円(休日+100円)、休憩所600円(休日+100円)なので休日に休憩スペース利用まで入れても1450円(制限時間なし)。タオル(200円)が分かれているので手ぶらで行くとMAX1650円程度にはなるが、持ち物次第で料金を抑えられるのは人によってはありがたいのでは。

昼ごはんとしてレストランですき焼き丼をいただく。

肉がやや少ないがタレがうまかったのでヨシ

★サウニング

・ドライサウナ:サウナはこれだけ。温度は90℃ちょっとくらいだったか(記憶喪失)。特に暑すぎるということはなく、自分の好みのタイミングで入っていられる。100℃超えが好きなような人からするとややぬるいかもしれない。

・水風呂:水風呂も1つだけ。温度はややぬるめ、20℃より少し冷たいくらいかその気になれば延々入っていられるような感じであった。一応地下水?らしいが、よその水風呂と有意に違うところは特に感じられなかった。

・外気浴:とにかく景色がすばらしい。天気と気温の条件が良ければとにかく最高で、この日は気温・天気ともに良かったので最高だった。男子側からは山(赤城山と思われる)がよく見えるし、建物も目に入る数が少なく(わざと下に目をやらないと見えない)、とにかく気分よし。 ただし寝転び椅子が1つ、普通の椅子が2つとキャパ不足はややあるかもしれない。

・気になる:シューズロッカーでも脱衣所ロッカーでも100円が必要(戻ってくるけど)なのはちょっと面倒。支払いも一元管理されていないので、もろもろの支払いも都度現金。1F~2Fの移動に時間がかかるこの施設だと財布をロッカーに忘れると...。

・総評:サウナ水風呂自体は突出したものではないが、正面も天井も大きく視界を遮るものがない広々とした景色を高いところから眺めながらの外気浴が最高すぎる。近くに高い建物が一切ない(併設のホテルがややこの建物より低いくらい)ので、正面は透明のアクリル板のみ、天井を覆うものは何もなし。もうこれだけで個人的には十分すぎる。東京から大体2時間30分で来られるので、ドライブの終着点にするのもちょうどいい。個人的にはかなり気に入った施設。

入浴後は休憩所でマッサージチェアに座りながら漫画を読んだり(初めて宇宙兄弟を読んだ)、レストランで一杯やっているうちに15:30頃になったので帰りの電車に合わせて施設をあとにした。

旅を通して最後の写真はこれでした。

帰り道は単に高崎から湘南新宿ラインに乗って来ただけで特筆事項なし。
これにて4日間に渡る異常独身行動、終了。

まとめ

ここまで読んでくださった方はお付き合いいただきありがとうございました。
当時自分が何を考えていたか、単純にどこへ行ったんだっけ、というのを記録するために書いているので、読み物としては散らかっていて決して面白いものではないかもしれません。
でもどなたかのなにかの参考になったり、時間つぶしに読んでいただいたりしたなら嬉しいです。

結局どれぐらい得したのか?

旅のきっかけがJR東日本3日間乗り放題切符、ということで
通常であればどれだけのお金がかかったのか?を計算してみました。

29,570円の得してました。

上記の通り29,570円得した計算となりました。3日目で東京までまっすぐ帰っているか、自由席を使った新幹線で指定席を使うなどしていれば、3万円以上得してますね。
どれだけ使い倒すか、がコンセプトではなかったですが、この切符のお陰でかなり無茶のある行動をできたのと、意外と一日で移動できる距離が長いことを思い知ることができました。

気づき①:自分が温浴施設に求めているもの

今回の旅をして言語化できたのがこれで、自分にとってこだわりのサウナが~、水風呂が~みたいなのは割とどうでも良くて、いい景色を見ながら外気浴とか露天風呂に入れるか、都会の喧騒から分離されているかが大きな部分を締めていることがようやく実感できました。 もちろんサウナに入ルコと自体は好きなので、東京でも入りますが、自分が真に求めているのはそれなんだなと理解。
東京近郊でも都市型のミチっとした施設より開放感のあるファミリー向けスパ銭のほうが好きなような気がする。

気づき②:自分が求めているくらし

やっぱ車持ちつつ、不便のない地方都市とかで暮らしたいかも
今住んでいるのが度を越して都会(個人の感想です、都会というか繁華街に近いからゴミゴミしている)なのもあり、別に過度に便利じゃなくても良いので自分の精神に良いところで暮らしたいという気持ちがもやもやと芽生えつつある。ただ、いましている仕事はフルリモートにならない限りは東京でしか見つからないタイプの仕事なので、思った通りの生活をしようと思うと出社頻度が低かったりフルリモートという環境が実現されないといけない。

そのあたり自由がききそうと言っても今更IT系に転職なんてのも流石に現実的ではないので、今の自分が持っているものでどれだけ求めているものに近づくことができるかを休みの残りを使って考えたい。

来年の自分へメモ

またこうした旅行をしてnoteを書くのであれば、
①温浴施設に対しての評価軸・評価項目は一定にして横比較ができるようにしたほうが見やすくまともありのある記録になるはず。
②noteの記事を書く前に(面倒でも)大まかな構成を練ってから書き始めること。骨組み全部を考えるのでなくても、見出しのレベル感や、記載スタイル(完全時系列なのか、あるいは思ったことベースで書いていくのか)を定めておくことで、「あれは書こうかな」「これは書くべきかな」的迷いが減って、もう少し書きやすくなるはず。 

改めてここまで読んでもらってありがとうございました。
1年分遊びきったとは到底言えないものの、いい感じに気分転換したので
仕事を頑張りつつ、当面は半年先のCFA Level2に向けて必死で勉強していこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?